こんにちは皆様。
痛みは脳が作るってご存じでしたか?
私も知ってはいたのですが、その本当の意味は知りませんでした、元々痛みは痛みがある事で其処を見て貰えたり、状態を確認することが出来るので、脳が発信しているものです。
その痛みは直せばいいのですが、実際の痛みの元と違う所が痛くなったりする、脳が痛みを発信しているのだから、それは仕方の無い事かもしれません。
人間の組織は不思議な物で、組織が損傷していなくても、痛みが出る事が有って、それによって鬱を引き起こして、尚更痛みが治らないと云うのです。
いたいの嫌だ。
実際には身体の損傷が無いのに痛いのは、きっと脳が痛みを感じるプログラムを誤作動させているのだろう。
誤作動は問題なので、痛みが感じない様にするのが良いのですが、損傷の無い時にはストレスとかの問題を抱えている時が多いみたいですよ。
痛みには色々あって、侵害受容性疼痛とか神経障害性疼痛とか心因性疼痛とか、全て脳の指令で痛みを感じているんです。
だけど痛くなかったらどうなんだろう?
痛くなかったらきっと誰もお医者さんに行かなくて、何処かが悪くなっていても其のままなのかもしれません。
痛みが無いと自分で気を付けないと、何処かが悪くなっていても、確認できないみたいです。
痛くても治療としてはそれ以上してはいけないってこともあって、祖母が癌になった時には苦しんでいたと聞いている。
祖母が痛いのは嫌だと歯医者さんでさえ痛くない所を探していたのに、死ぬ直前に癌で痛いから何とかしてくれと、お医者さんに訴えたのですが、それ以上は出来ませんと言われた。
痛み止めを打ちすぎると死期が早まるそうだ。
「痛いと言うとんのやから、モルヒネでも何でも打ってやって。」叔母さんが頼んだみたいです。
それでもお医者さんは、首を縦には振らなかったと葬儀の時に聞いたのですが、脳の都合で痛みを感じるのなら、脳に痛みの信号がいかなかったら良いのになと思ってしまったりする。
人には痛みも必要なのかもしれません。
私は痛いの嫌だけどね。
いつも、有難う御座います。