思春期の子育て 言いなりと寄り添い どこが違うの?

記事
コラム
【思春期の子育て
寄り添う・言いなり
どう違う?】


思春期を迎えて
子どもたちの心と体は
大きく変化します

いきなりおっぱいがふくらんできたり

ひげが生えたり
声変わりがする

自分の姿が日によって変化するのは
喜びよりも不安の方が
大きいかもしれません


この頃
心に問題を抱えた子どもや
自分の本音を押し殺して
生きてきた子どもは

感情を爆発させたり
暴力的になることがあります

親にたいして
無理な要求をしてみたりして

愛情を確認する
安心できる場所なのかを確認する

そんなことがしばしば起こります


そんなとき親は
どう対処すればいいのでしょう?


私は子どもに厳しく
娘は言いたいことを言えずに
育ちました

そして思春期を迎えたころ
精神疾患かと思われるほどの
自傷行為や暴言が
現れました

当時の私にはなんの知識もなく
怖くて言いなりになりました

娘の顔色を伺いながら
過ごす日々が続き
それなのに
娘の症状はエスカレートしていきました


今ならわかります⇒遅いけど

子どもはときに
親を試すけれど

できないことは
できないと
しっかり断ってください


「あなたのことは大切だけど
それは経済的に無理」などと

きちんと理由がわかるように
具体的に説明しましょう


子どもが不安定なとき
親には一緒に過ごしてほしかったり
悩みを聞いてもらいたかったり
一緒に悩んでほしいのだと思います


アドバイスしたくなっても
それは求めていないことが多いです

上から目線のアドバイスは
親子関係をよりぎくしゃくさせてしまいます


「何か食べたいもの作ろうか?」
こんな風にちょっとだけ
リクエストに応えてあげる

そんなことの積み重ねが
信頼関係を築いていきます


子どもに必要なのは
安心して過ごせる場所と
信頼できる大人です

「要求を断ると癇癪や
パニックを起こすので
ついつい怖くて言いなりになっています」

そうおっしゃる親御さんもいますが

言いなりになることで
間違いなく要求がエスカレートすることになり
親子関係の改善が難しくなることもあります


思春期は成長ホルモンの仕業で
感情的になるのは普通です

それはホルモンのなせる技で
子どもの本心ではないんです

ですから
決して同じ土俵で
張り合ったりせずに

今は心も体も不安定なんだなと
見守ってあげてください


不登校・ひきこもりも
親にできることはあります


子育ての悩み
不登校・ひきこもり
摂食障害
暴力・暴言は


話すことで楽になり
解決の糸口やトンネルの出口が
見つかるかもしれません






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