間違った「自立」していませんか?

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【間違った「自立」していませんか?】

昨今、社会的な風潮もあり
大人になる=自立する
ことが一つの目標になっていたりします。


ですが
最近この「自立」が
声高に叫ばれていて
生きづらさを増長させているような気がするのです。


まるで周りに甘えたり
寄りかかったりすることを
禁じているように聞こえるのです。


かくいう私もその一人だったのですが

自立を強く思えば思うほど
人と親密になることを怖れたり
人をいつも警戒してしまったり

無防備なままでいてはいけないと
自分を律したり
人との関わりに疲れてしまったり

他人へのコミットメントが欠ける
原因になっているようにさえ思えたりします。


自立にこだわるあまり
生きることに
力が入ってしまう
人との繋がりが不足してしまう

そのような気持ちになっては
いませんか?


「自立」を強く意識している人は
他人にも厳しくなる傾向があります。

たとえば
「私がやらなければ、この仕事はうまくいかない」
というような犠牲的な役割を感じてしまうことがあります。

こうなってしまうと
人からの善意や応援を受け取れなくなったり

親密感を持つのを怖れ
人付き合いが悪くなったり、厭世的になってしまいます。

自立とは大まかにいえば

○他人からの援助を受けずに生活できること
○社会に対して自分の役割を果たすこと

他にも
精神的な自立や身体的自立などもまれています。

これはもっともなのですが
ここには大切なことが抜け落ちています。

人は一人では生きていくことができません。

そして
一人ひとりの力は微力で
力を合わせなければ
成すことができないこともたくさんあります。

ですから

「自立」に大切なのは
・「自立」=孤独ではない
・誰かに頼っていい
・お互いに助け合う気持ちが大切、ということです。

日本では、
自立と独立が同義語になっていて
誤解が生じている部分もあるのかもしれませんね。

じゃあ(良い)自立ってなに?

・自分の意見を持っている
・自分の行動に責任を持てる
・感情をコントロールできる
・自分の価値を認識できていて、強味や弱みを知っている

感情をコントロールできるには
喜怒哀楽を素直に表すことができて
ストレスを溜めなくて済むことも含まれています。

自分自身の欲求や感情と向き合うことで、
他人の欲求や感情から逃げずに受け入れて
応えることができるようになります。

自立しても
泣き言を言っていいし
寂しい、悲しいという感情を持っていいんです。

マイナスに見える感情も悪いものではありません。
否定せずに今の状態を受け入れてみましょう。

甘えたり甘えられたり
時には誰かに頼ってもいいのです。

我慢しすぎて
寂しすぎて
心が折れてしまわないようにしたいですね。

私にとっての自立は
自分の人生を生きるということです。

多少の迷惑はお互い様!

人とのご縁は奇跡で財産です。

孤独な人生を生きることなく
自立しながらも
もっともっと人と関わり
豊かな人生を生きていきましょう!


実は、生きづらさの正体は
自分には見えないものだったりします。

心の中は自分でわかっているようでも奥が深く複雑です。

でも
少し見る角度を変えてみたり
距離を変えるだけで
悩みの本質が変化して前に進むきっかけになります。

人間は、人に話すことで癒される生き物です!
自分への愛で問題を解決したり
癒されることができます。

「自分への思いやりや愛が最優先」心がけたいです。
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