あなたの血液はサラサラ?ドロドロ?

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ご覧頂きありがとうございます。
今回は血液がサラサラ?ドロドロ?について解説します。

サラサラは普通とした場合、ドロドロは少し危険な匂いがするのはお分かりですか?
簡単に説明するとドロドロ血液=粘性の高い血液になります。
その粘性(血液のサラサラ)の程度を見るには①どのような検査項目なのか?また②血液がどのような状態なのか?詳しく見ていきましょう。

①どのような検査項目なのか?

粘性が観られる目安としての検査項目を上げるとすると以下の項目によって確認することが可能です。
・RBC(赤血球数)
・Ht値(ヘマトクリット値)
・WBC(白血球数)
・PLT(血小板数)
・中性脂肪(TG)トリグリセライド
・脱水
・高血糖
・グロブリン
・フィブリノゲン など

②血液がどのような状態なのか?

粘性が高い(ドロドロ)の状態の血液は血流の流れが悪いため血栓ができやすい状態になります。血栓とは血液が血管内で固まりやすくなっている状態です。
上記で紹介した項目のうち現状から改善できる項目は何だかわかりますか?

それでは解説していきます。
・暴飲暴食によってカロリーを多く摂取した場合
単純に食べ過ぎや飲みすぎ、そして運動不足などによって内臓脂肪が増加、血糖値の上昇によって肥満や高血圧、糖尿病を発症してしまいます。お酒の多飲は脱水を招きカハイカロリーになってしまい脂肪の蓄積や糖尿病の予備軍としても危険である。また、肉類中心の食生活はHt値(ヘマトクリット値)が上昇してしまう恐れがありますので、ぜひ野菜中心の食事も考えておかなくてはなりません。
・タバコによる影響
タバコは一酸化酸素で血液中の赤血球の働きである酸素との結合を妨害してしまいます。酸素運搬能の低下から白血球が補おうとするために白血球が増加します。
・フィブリノゲンの増加の場合
フィブリノゲンの増加する要因の1番は炎症や感染症などによる物だと考えられます。
生活習慣などでストレス過多や不規則な生活、慢性的な疲れから、免疫力の低下をきたして、その結果、風邪などを引きやすくなってしまいます。
さらに、糖尿病や肥満などは慢性的な炎症を起こしている原因としても考えられます。

最後に

まずは生活習慣の見直しからお願いします。病気を発症してからでは遅いので、未然に取り組めるようなことは取り組んでみましょう。
ドロドロになってから血液サラサラの薬を飲めばいいやという考えも注意が必要です。
血液サラサラの表現自体にも問題がるように思えるが、実は血液をサラサラな状態にしているので、今度は出血に注意しなければなりません。
ですので、何度も繰り返しになりますが、まずは生活習慣の見直しから初めて見ましょう。


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