【読解力】をあげるために必要な事とは?

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ビジネス・マーケティング
更新:12.23.2022

本を読まない=文字を読まない人が多い

だからYouTubeが流行っています。




こんにちは、4s Production 中沢です。

今回は「47.5%が1か月に1冊も本を読まない」事についてアップしていきます。


・文字が読まない人が多い


上記の動画を見ていただくとわかりやすいのですが…

これを読んでいる人は動画は見ないでしょう。

なぜなら文字が読みたい人だからです。

そういう人は

動画よりもテキスト読んだ方が早い と感じています。

私も動画のリンクがあってもテキストで読みたい派です。

しかし、実は今の日本では、文字を好んで読まない人が多いんです。

日本の識字率は高いのですが(現在は調査されていない)
※識字率:文字の読み書きや理解する能力を「識字」と呼び、識字率は文字の読み書きができる人の割合を指します。

2019年の文化庁の調査では、47.5%の人が

月に1冊も本を読まないそうです。


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画像出典元:平成30年度「国語に関する世論調査」の結果について  調査結果概要 調査:16歳以上の男女 3473人

文字を読んで理解して、頭の中で情報を整理していく。

それが苦手な人は本を読みたいと思いません。

Twitterは140文字の制限があります。

これは、文字を読まない人の限界を想定しているのでしょう。

この140字でさえ、正確に読めず誤解をしてしまう人が多い印象です。

Twitterなどのトラブルはこれが原因です。

百田尚樹さんも言っています。

そのため、活字メディアのNEWSPICKSの広告もこちらです。※12232022
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いかに文字を読みたくない人が多いかわかると思います。


以前の私も本を読まなかったのでよくわかります。

本を読まない人は、感覚で会話するので物事をうまく伝えられなかったり

相手のことを誤解してしまったりします。

ただ単に本を読めば読解力があがるわけではありません。

そんな調査結果もあります。

2008年更新とちょっと古いですが

ベネッセ総合研究所の調査結果があります。

出典:第27回 「読解力」向上と読書との関係―本を読んでも「読解力」が伸び悩む日本の子どもたちの現状打開の方向とは ベネッセ教育研究開発センター 小林 洋 (2008/7/2更新)
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グラフ出典:「読解力」と読書指導との関係


月に0冊の人に比べて、1〜3冊読む人は読解力があがりますが月5冊以上になるとむしろ読解力がさがる傾向があるようです。単に読書量が上がれば読解力が上がるわけではないそうです。

引用分ーーーーーー
適切な読み方や読んだ内容の活用の指導が「読解力」を高める。読書量は増えても「読解力」は頭打ちという傾向は変らないものの、当該の読書指導の経験の肯定群は、否定群に比べて、どの読書量の段階でも「読解力」スコアが高くなっており、とくに「6 冊以上」は、両群の格差が最も開いている。



結局、本を読めば読解力があがるわけではなく

本を読んで活用する、アウトプットすると読解力があがる。

さらに誰かに添削や指導してもらうとさらに読解力があがるそうです。

ただ単に楽しいから読むのも良いのですが

読解力を向上させるには、アウトプットが重要です。

私も自分の「語彙力」や、「伝える力」を改善したいと考え

noteやブログを書いています。





・読解力には知識も必要!

読解力とは、一般的には文章などを読み解く能力を指す。と言われています。

私は読解力には、読む力と知識が必要だと感じています。

こちらがわかりやすいと思います。

切り抜きはこちら
本編はこちら

活字好きの方のために解説すると

女性専用車両に、抗議のために乗車する男性がいます。しかし、女性専用車両ができた経緯をしれば、そんなことはしなくなるというお話です。

その経緯を知っていれば、あらゆるところに「痴漢は犯罪です」というポスターが貼られている理由がわかります。

しかし、その事件を知らなければ

女性専用車両はけしからん!となってしまいます。

その知識がないと女性専用車両を読み解けないのです。





・見ていると分かった気になる

しかも、動画の悪いところは分かった気になってしまうところ。

本が好きな人は小説が映画化された時に

がっかりすることが多いでしょう。

小説の方がおもしろいですよね?

小説を読まない(読めない)人は

映画だけをみて分かった気になります。

本質はもっと奥の描写にあるのに…。

これは映画が2時間のフォーマットになっているのも原因です。

小説には、その奥の繊細な描写があります。

本が好きな人はその描写に想いを馳せてるが楽しいのです。

映画を観に行かない人はそのギャップを嫌うからでしょう。

これを読んでいる人は納得してくれるのではないでしょうか?



・まとめ


本やブログ、新聞など文章を読まない人は

読解力以前に活字から離れていく傾向にあります。

そんな人にもわかりやすく、楽しみやすい物が

テレビであり、YouTubeです。

自分で「文章を読んで、イメージを膨らませる」

本を読む人はこれが楽しいのですが

本が苦手な人は、それが面倒なのです。

だから、映像と音声があるYouTubeが楽しいのです。

しかも、これ日本国民の半分もいるわけです。

YouTubeが流行らない訳はありません。

人間は楽な方へ流れていく生き物です。


本やブログが好きな人は、

本を読まない人を「人生損している」と感じますが

その人には苦手なことなので仕方ありません。

「日本の47.5%の人が本を読まない」という知識を持っていると

また違った見方ができるでしょう。

それでは、4s Production 中沢でした☺️

keep smiling!!





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