こんにちは。
今回はダイエットに重要なメンタル面のお話をしたいと思います。
特にSNSのダイエット投稿などを見てついつい他人との比較をしてしまう方は是非参考にしてみてください。
ダイエットは他人と較べると消耗する
インターネットの普及により華やかなダイエット成功体験談みたいなストーリーが目につくことも多くなっていると思います。
そうした発信を触媒にモチベーションを上げることは構いません。
しかし、他人と較べることはダイエットにおいてあまりオススメしません。
オススメしない理由は主に3つあります。
①あなたの体は他人とは違う
②体重の数値は短期間で、コントロールしづらい
③あなたの自身の痩せない原因を考えなければ無意味
それぞれ解説します。
①あなたの体は他人とは違う
まず前提としてあなたはあなたです。
同じ人間であることはたしかですが、別の個体です。
生活環境や遺伝子も違えば心も違います。
他人のやり方を参考にするのは構いません。
しかし、あなたの体を一番わかってあげられるのはあなたです。
自分の健康を管理していくのにあたって一番大事なのは主体性を持つことです。
痩せる手段はひとつではありません。
何も嫌々やる必要はないのです。
自分軸を持ってダイエットをライフスタイルに溶け込ませていきましょう。
②体重の数値は短期間でコントロールしづらい
インターネットや広告などで1ヶ月でマイナス〇〇キロ!と言った過激な
文言が目立ちますよね(笑)
ああいった数字を比較してしまうとダイエットは消耗するばかりなので、やめましょう。
具体的に言うと脂肪を1キロ減らすのには約7200㎉のマイナスをつくる必要があります。
この数値がどう意味するか?
例えばあなたの1ヶ月に5キロ脂肪を減らしたいとします。
36000㎉のマイナスをつくる必要があります。
そうすると仮にあなたの消費カロリーが1日に2000㎉だとすると・・
なんと1日800㎉に制限しなければなりません・・!
もちろん、このように計算機のように体はできていませんが、理論的にはこういったことになります。
ダイエットの主眼を脂肪を減らすことに置くことになると、やはり長期的な
視点は欠かせないでしょう。
しかし時折、短期間での大幅な体重減少を成功させているダイエッターがいるのも事実です。
それはどういったことが起こっているのか?
結論から言うと短期間の体重変動はほぼ水分量の変化です。
食べ過ぎた翌日に1キロくらい増えるのも同様です。
短期間の体重変動報告の要因は主に2つです。
①糖質制限によるグリコーゲンの枯渇
②浮腫みの解消
人間は糖質を摂る食事だと肝臓や筋肉にグリコーゲンと呼ばれるエネルギーの貯蔵庫があります。
それがおおよそ3キロくらいの水分を抱きかかえています。
糖質制限をすることによりグリコーゲンが枯渇して水分が抜けた分、体重が
落ちることになります。
糖質制限のダイエット効果が大きく見えるのも、こうした要因が大きいでしょう。
糖質制限を否定するつもりはありませんが、ペースに巻き込まれないよう注意したいものです。
もうひとつが浮腫みの解消です。
ダイエットによる生活改善により血行がよくなり浮腫みの解消に繋がったりもします。
またインスリンには尿を抑える働きがあり、食事改善を図るとインスリンの
分泌量が減り、尿が排出されて体にため込んでいた水分が吐き出されやすくなります。
つまり元々、体内に水分を溜め込んでいた人はダイエット初月の体重変動が
大きくなる傾向があります。
このような体重変動は個人差が出て当然のことです。
体重の減少=頑張りの成果量のような思考に陥るのは本当に危険ですし、消耗の元です。
気をつけましょう。
③あなた自身の痩せない原因を考えなければ無意味
これは①にも繋がりますね。
結局はあなたが痩せない原因を考えずに他人の方法を真似たりしても無意味
だと言うことです。
例えばあなたが既に週3回、5キロのランニングと筋トレが習慣化していたとします。
これなら普通は運動不足が原因で痩せないということに普通は気づくはずです。
しかし、ダイエットをしていると盲目になってしまうモノ。
刺激的な運動コンテンツを見て、あなたは更に運動を追加して睡眠時間を削りながらやったとします。
当然ながら痩せない原因はそこにはないので、効果は薄いです。
結局は自分の原因に当てはまる行動を取らなければダイエットは無意味だと
言うことです。
較べるべきは昨日の自分
では、どうすべきか?
他人と較べずにどういった指針でダイエットを取り組むべきか。
結論は較べるべきは昨日の自分です。
昨日の自分と較べるうえで大切な思考法が3つあります。
①完璧主義は捨てる
②とにかくハードルを下げる
③減点思考ではなく加点思考を持つ
この3つの思考の軸を持つことはダイエットにおいて非常に重要です。
まずは完璧主義は捨てましょう。
60点でも十分です。
昨日の自分から改善されたか?を指標にしていきましょう。
そして減点思考ではなく、加点思考を持ちましょう。
人間ですから、時には昨日よりも出来なかったり羽目を外す日があるでしょう。
そんな時には2歩下がっても、また3歩進んでいけばいいのです。
自分に優しく、そしてフラットに事実を見つめて成長への行動をしていきましょう!
まとめ~
いかがだったでしょうか?
ダイエットで他人と較べてしまったり周囲の目が気になってしまう方も多いのではないでしょうか?
ですが、大切なのは自分軸を持つことです。
他人をコントロールすることは基本的にできませんし、非常に不安定なモノです。
自分軸を持つことで外の声にも惑わずに自分のペースでダイエットしていくことが人生を楽しむ上でも非常に重要なんじゃないかなって私は思います!
では、また!
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