ドル円は150円? 追記 17:30

記事
マネー・副業
インディペンデンス・デイが終わり、今日からは各国が相場に戻ってきますが、金曜日に雇用統計を控え、今日明日も動きは少ないと考えてます。
こーゆー時、無理に相場に触って良いことはないので、私自身も相場と距離を取っています。今日は、今の相場に対して気になってることを書きます。

ドル円=150円

凪の時間が増え、いつもはやらない「アナリストの考察」を少し読んでいましたが、「ドル円が150円」という記事がかなり多くありました。

要約すれば

・日銀は介入できないだろう
・介入したとして、それは押し目にされる
・実質的に円と各国通貨の金利差がある以上、マクロは変わらない

この3つが主体になった記事です。
現状を見れば書いてることは正しいと思いますが、
抜けてる点も指摘しておきます。

それは「金利差のゴールは見えている」ということ。
FRBが利上げするのはあと多くて2回のみ。

「どこまで金利差が拡大するかわからない」という中でスワップ狙いしていた時とは状況が違います。


記事中には「1ドル150円までロングホールド」というのも見受けられました。

人のポジやマーケットへの考察は自由だし、
そもそも考察した時間軸がわからないので、なんとも言えませんが
私なら「150円まで握る」のは自虐行為でしかないと考えます。
レート感だけでいまの145円のレベル感を見て、
安いか高いかの2択で考えたら「どう考えても高い」です。


このレベル感で出来ることは
・ロングを短期で回転させる
・押し目が来るのを待つ
・触らない

これしかありません。
ドル円をトレードしてもいいなと思うレベルは「143円」。
この水準まで来たら割りと安心して保有出来ると思ってます。


東京だけが鼻息荒い

5月や6月を見ると、
「欧州、NY時間に日経が買われた」
「同じ時間に日経のヘッジで円が売られた」

これが顕著でした。
これは「海外勢が日経を買って円を売ってた」わけですが
6月終わり頃から状況が変わり

「東京時間だけ日経が買われ、円売られてる」という状況になってます。

相場は「国内勢が高値を掴まされて、海外がそこで利確する」
というのが常です。
いまはその状況になってるので、5月6月のような強い動きは考えにくいです。

それと、この時期は夏枯れ相場でドラスティックな展開にはなりにくい。
焦ってトレードするのではなく、
少し相場と距離を取って様子を見るほうが全体の利益率が安定すると思います。いまは待つ時間だと思ってます。


追記 17:30

ロンドンタイムになり日経が売られてるのを見て欲しいです。
「国内勢が高値を掴まされて、海外がそこで利確する」と書いた通りの動きですが、
こういったセンチメントを利用することでトレードは驚くほどラクになりますので。


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