観光の原点は神様に出会う旅だった

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コラム
今日の納品は産土神社鑑定1名さまでした。
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実り多き人生になることをお祈りしております。



さて、常日頃から
「神様の居場所は100均でしつらえればいい」
とか
「お守りは1年でお返ししなくてもいい」
など、私の提案はどれもこれもゆるやかなものですが、
神様はゆるやかで器の大きなご存在。

どんなおつきあいの仕方でも受け入れてくれるし、おつきあいが続けば、少しずつ暮らしにも変化が訪れると思います。

たとえば、神様をお祀りしている家は散らかしっぱなしになりにくくなります。

神社へ立ち寄る習慣を持った人なら、攻撃的になったり悲観的になったりあまりしなくなるでしょう。

そこで、身近な神様との良い関係が築けてきたなと思ったら、ご近所の「マイ神社」からさらに範囲を広げて、日本中の神社から「マイ神社」を見つけることを提案します。

※マイ神社・・・自分が居心地の良いと感じるお気に入りの神社のことを勝手にマイ神社と命名しています

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日帰りでも十分ですが、できれば一泊か二泊して、「非日常」を味わえたら最高ですね。

「旅行なら神社参拝よりも、美味しいものを食べて楽しみたい」

という方もいらっしゃると思いますが、することはほとんど同じだと思います。

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そもそも観光の原点は「お伊勢参り」。

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平安~室町時代は皇室専用だったものが、江戸時代には庶民も参拝可能となり、伊勢神宮に行けるようになったことが日本人の観光のはじまりだといわれています。


神様の数え方は一人、二人ではなく一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)です。

この「柱」は「光」を意味します。

キリスト教でも「光=神」という考え方があって、概念的には「光」は「希望や祈りの象徴」ともいえます。


せっせとお金を貯めて、一生に一度のビッグイベントとして「光」に出会いに行って、美味しいものを食べたりお土産を買ったりする「お伊勢参り」こそが、観光の原点だった・・・
こう考えると、単なる神社ブームとしてでなく、どこへ出かけるにしても非常に奥深く意味のある旅になるのではないでしょうか。

私も旅に出るときは、神社だけでなく、その土地の歴史はもちろん、温泉や食べ物までチェックして出かけます。

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楽しい旅で「光」にしっかりと出会う。
雲の切れ間から差す一瞬の「光」に神性を感じる。

日本人にとっては、どちらも同じ神様とのふれあいだと思います。

地域によってはまだ「旅行や遠出などとんでもない!」と言われているところもあるようです。

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どこにでも自由に行き来して、いろんな場所の「光」に出会える旅ができるようになるといいですね。



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