日本では英語ができる人はすごい人と崇められることが多いです。
この「英語ができる=すごい人」という勝手なイメージは日本の文化にはびこっている特殊な考えだと思います。
この前テレビで「帰国子女の苦悩」について取り上げていました。
日本人は「帰国子女=英語ペラペラ、頭が良い、最強」というイメージを持っており、帰国子女というだけで責任のある仕事を任せられたり、重要な会議の通訳をお願いされたり様々な負荷をかけられているということを知りました。
帰国子女の人は勝手にハードルを上げられ、想定以上の成果があげられないとめちゃくちゃがっかりされると語っていました。
人は十人十色ですので、いくら帰国子女だからといって全員英語がペラペラなわけではありませんし、仕事ができるわけではありません。
このような勝手なイメージは気づかないうちに人々を傷つけてしまっているのです。
これを英語に置き換えて考えると「英語ができる=頭が良い、仕事ができる、最強」というイメージがあるのではないでしょうか。
日本人は基本的に日本語しか話せませんし、英語ができるというだけで普通の人より優れていると感じます。ましてや外国の方と普通に話していたらそれだけで「できる人」というレッテルを貼られます。
芸能業界で活躍する方々もネットニュースを見ると「英語が話せて驚きの芸能人ランキングTOP10」とかいう訳のわからないランキングを作られてもてはやされています。
ただ
この「レッテル貼り」の文化を活かせば人は最強になれるとも感じます。
私は社会人になって英語ができますと上司に伝えたところ、それだけで「頭が良い」「仕事ができる」と思われてしまいました。
私は別に仕事ができるほうでもないのに、英語ができるというだけでそういうイメージを持たれ膨大な量の仕事が降ってきます。
しかし、そこまで仕事はできないにも関わらずなぜか上司からの評価は高いなとも感じます。
このようにビジネスの場で「できるやつ」と思わせたい人は「英語ができる」を装えば最強になれるということです。
会社で皆さんはどのように職場の人を評価をしていますか。
口コミ、身なり、資格、勝手なイメージ程度だと思います。
その中であなたはおそらく「英語ができる人」を「仕事ができる人」と評価してしまっているかと思います。
しかも、その人が本当に英語を話せるかどうかなど確かめたことないにもかかわらず、自分のイメージで「仕事ができる人」というレッテルを貼っているのではないでしょうか。
このイメージ工作は、変にハードルだけ上げられてしまうというマイナスの点もありますが、英語ができるやつというイメージを作るだけで職場で最強扱いされるという強みも持っています。
私が思うに本当に英語ができる必要はなく、ただ英語ができるやつというイメージを持たせることが重要かと思います。
私は入社した時から「英語ができるやつ」イメージを定着させ「仕事ができるやつ」と周りに思わせることに成功したタイプの人間だと思っています(スーパー自意識過剰人間笑)。
入社した当時はTOEIC700点程しかない人間でしたが、「英語話せます。海外に行きたいです。」と部長に会うたびに連呼していました。
そのおかげで当時国内専門の部署に所属していたにもかかわらず、海外での学会発表、インド出張、アメリカ出張等を経験させていただくことができました。
海外出張に社員を出すためには膨大なコストがかかるため簡単に海外に人を派遣することはできませんが、そういった重要な仕事を複数回任せてもらえたのは上の人達に「仕事ができるやつ」と思っていただいたからだと思います。
私は海外出張に行く前に「ほんとに英語が話せるかチェックさせてください」と言われたこともないですし、英語確認テストを受けさせられたわけではありません。
単純に「英語ができるやつ=仕事ができるやつ」イメージの定着に成功していただけなのです。
私は「英語ができるやつ=仕事ができるやつ」というイメージを定着させましたが、一緒に仕事をしている上司からはよく怒られますし、仕事の効率は悪いですし、そこまで仕事ができる人間ではないことを自負しています笑
しかし、自分を評価してくれる人には「仕事できるアピール」をしっかりして上司の心を掴み高い評価を得ることができていると感じます。
自分の会社での立場を確立するためには、もちろんきちんと仕事ができるに越したことはありませんが、自分という人間をいかにアピールするかで自分の立場は大きく変わると思います。
そのため、「仕事ができるやつ」を定着させたい人はぜひ「英語できるやつ」アピールを徹底することをお勧めします。
私自身、日本社会で生き残るために良い方法をとったと思っていますが、最近はもう任される仕事量が多すぎて仕事に疲れてきたので「仕事疲れました」アピールをしていこうかどうか画策中でございます。。笑
人からの評価はすべてが「英語ができる、できない」で決まるわけではありませんが、要素として必ず入ってくるものだと感じますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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