営業力をとにかく磨け。
しかし、営業力のカギは話すことにはない。聴くこと、ただそれだけだ。
今日はネット上で営業をしていた。
これからの時代、営業がどのくらいできるかで、その人の収入が天と地ほども変わってくると思う。
というのは、よく言われるように会社がどんどんなくなっていき、フリーランスや自営業者が増えるこの世の中において、
自分の仕事を取れるかどうかはその人の営業力にかかっているからだ。
営業力がなければ仕事が取れないからお金は稼げない。
逆に、営業力があれば、仕事が次々に舞い込み、浴びるようにお金を稼げる。
そういう至極シンプルな世の中になっていくと私は思う。
しかし、昔と違って、
「対面で」営業をする必要はまったくない。
チャット上でOK。
だから、セールストークや人前で話すことが苦手な人でも全然問題ない。
私自身、緊張しいなので、対面で話すのではなく、チャット上で営業して仕事を取ることの方が多い。
その時に役立つのが、私の専門であるコピーライティングスキル。
なぜならコピーライティングは、相手を動かす文章術であり、つまり相手を動かしてこちらの目的である仕事を取ることができるからだ。
コピーライティングは、話し出すとキリがないので、今回は基礎中の基礎だけ話す。
コピーライティングの基本は、相手の話を聴くこと。
聞くではない、「聴く」だ。
つまり、相手の話に耳を傾けるということ。
言い換えれば、相手の意図を正確に理解し、的確な答えを返すことだ。
例えば先日、お問い合わせを受けてチャットしていた中で、こんなやりとりがあった。
そのお客様は、私の以前からのお客様で、先日セールスレター(販売用のページ)を書かせていただいた方。
そのお客様から、商品に関する動画をそのレターに差し込んで、より効果的に見せたいと要望を受けた。
ここで、よくお客様の話を聴かない人は、恐らく何も考えずにお客様の言われた通りにするだろう。
レターを動画に差し込んで、「お待たせしました!」と言って終わりにしてしまうだろう。
が、私はそうしなかった。
私はお客様の言う通りにしなかった。しかし、そのおかげで逆に喜んでもらえた。
その動画をよく観て、「〇〇様、恐れながらこの動画はレターには向きません。
アフレコ的な内容なので、むしろレターに差し込むより、書かれているブログでの販促ツールとして使った方が効果的でしょう」とアドバイスしたのだ。
そのお客様は、私の提案に納得し、喜んでくれた。
以後、現在もそのお客様との関係は良好。
おわかりいただけただろうか。
お客様の本当の要望は、言った通りにして欲しいのではなく、私が作ったレターによってより多くの利益を上げたい、ということなのだ。
このお客様の願望を見抜き、それに対して、自分の商品を解決策として提案すること。
これが本当の営業だと思う。
ちなみに、私はこの時、勧めるべき商品がなかったので、
特にセールストークはしなかった。なのに5万円の仕事が入った。
あくまでもアドバイスしただけ。
勿論、無料でである。
しかし、その後、メルマガを書いて欲しいと別の依頼を受けた。
このメルマガの依頼は約5万円で引き受けた。
つまり、私はお客様の要望である、レターによる売上UPを実現しつつ、アドバイスしたことによって、私の求めていた仕事依頼を得ることができた。
言い方を変えれば、よく相手の話を聴いてアドバイスしただけで、5万円の仕事を得たと言ってもいい。
それほど相手の話を聴くというのは非常に重要なのだ。
チャットで仕事を取りたいなら、まずは相手の話を『聴』こう。
ちなみに、この一連の流れは、全部チャットで行っている。
チャットしただけで、5万円の仕事が取れるなんて、WEB営業ってすごいと思わないか。
あなたもネットで仕事を取りたいと思ったら、お問い合わせしてくれた見込み客の話を真摯に聴いてあげて欲しい。
どれだけあなたが真摯に聴いて、的確な答えを返せるかで、売れるかどうか決まるといっても過言ではない。
ぜひ試してみて欲しい。
ではまた!