ついに科学者が死後の世界を語りはじめた

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コラム
先日、田坂広志という科学者の方が「死は存在しない」という本を上梓された。
この方、東大大学院を卒業された原子力工学の専門家である。
この方は科学者であるにも関わらず、数々の神秘体験をされたので、科学の力によってそれらを説明できないか長年研究されたそうである。
 そして、その長年の研究の結果、宇宙には「ゼロ・ポイント・フィールド」という宇宙のすべての情報をホログラムで記録した場所があるのではないかという仮説にたどり着いたという。
 宇宙は何もない量子真空から生まれたが、実は量子真空とは無限のエネルギーに満ち溢れているので、そのエネルギーの波動が「ゼロ・ポイント・フィールド」を生むのだそうだ。
 人間がそれに接触すると、当然あらゆる知識(直観知)を得ることができる。
 そして人間の死後もその人間の深層意識は「ゼロ・ポイント・フィールド」に残り、そこで意識は永遠に生き続け森羅万象の知識を吸収していくという。
 この「ゼロ・ポイント・フィールド」というのは超能力者エドガーケーシーが「アカシックレコード」、唯識仏教では阿頼耶識と呼んでいたものと、ほぼ同じと考えていいだろう。そういえば、エドガーケーシーも眠ることによって深層意識でアカシックレコードに接触していた。
 科学者の仮説が超能力者や仏教によって、すでに語られていることは興味深い。

いずれにしても興味がある人には一読をお勧めしたい一冊である。


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