「経営の神様」と呼ばれた故稲盛和夫氏は実は僧侶だった

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コラム
「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏が亡くなられました。稲盛氏は京セラやAUの創業者であり、最近では日航の再建も成功させた日本を代表する名経営者です。また、稲盛経営塾には5千人を超える社長が参加していました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
さて、そんな稲盛氏ですが、実は僧侶だったのは、意外に知られていません。しかし、本人自身が「人間の本質」(共著)という著者の中で65歳の時に禅宗で得度を受けたと書かれています。そんな稲盛氏の経営哲学は利他の精神で経営をすること。いかにも僧侶の稲盛氏らしい哲学です。
そして、不思議な力も持っておられたらしく、前著の中で「不思議なことですが、私が仕事や公的なこと、つまり利他的なことで行動する時は、世界中どこに行っても必ず晴れるんです。前日まで大雨で、当日の予報も雨という時でも必ずカラッと晴れあがる。すると、最初は『晴れ男でしょう』とおもしろおかしく言っていた周囲の人たちが『ちょっと神秘的すぎる』と奇妙に思うようになり、最近では晴れるのが当たり前だと思うようになってしまいました。」と述べています。
また、とても信心深い方だったらしく、ファインセラミックの開発がどうしても出来ない技術者には、「お前、神様に祈ったか」と聞かれることがあったそうです。
科学の最先端にいる技術者であり名経営者でもあった稲盛氏の意外なエピソード、あなたはどのように感じられたでしょうか。


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