オリンピックにちなんで 簡単そうで難しい推理問題

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今回は、簡単そうで難しい推理問題をご紹介いたします!
実際に公務員試験で出題された問題です。

いつも思いますが、公務員試験の数的判断の問題を作っている人って、すごいですね…
もちろん、条件をいくつ与えておくとか、型があることは分かるのですが…

でも、解く方も真剣ですよ!


意外と、「大学の工学部です」と理系を豪語する人でも すぐには解けない のが数的判断。

しかし、「文系で数学は苦手です」という人が ひょいっと 解いてしまうのも数的判断。


こう聞くと、理系科目の得意な人が不利のような気がしますが、本来はそうではないはずです。

では力試し!
ではさっそく、オリンピックにちなんだ この問題、いかがですか??

【問題】
A、B、Cの3か国がオリンピックで獲得したメダルについて、次のことが分かっているとき、1~5の中で、確実にいえるのはどれか。

● 3か国が獲得したメダルの数の合計は、金メダルが3個、銀メダルが3個、銅メダルが4個だった。
● 3か国が獲得したメダルの数は、A国が3個、B国が3個、C国が4個だった。
● 銅メダルは、どの国も獲得した。
● 銀メダルを獲得した国は、金メダルも獲得した。

1 A国は、3種類のメダルを獲得した。
2 A国が獲得した銀メダルの数は、1個であった。
3 B国は、3種類のメダルを獲得した。
4 B国が獲得した金メダルは1個だった。
5 C国が獲得した銅メダルは1個だった。


さて、ぜひ解いてみてください。


いや~、意外と・・・ですよね。

そう、表で、ここまでは書けるんです。
2020 0306 オリンピック.jpg

ただ、その後、詰められそうで詰まらない・・・

かぎの一つは、直感

そうです、悪くはありません。C国の銅が「2個」で、あとは全部「1個」ってことですよね?

そのとおりです!合っています!

けれど、選択肢1も 2も 3も 4も、全部「正しい」ってなりませんか??

そうなんです! 直感だけではダメなんです!
裏があるんです!


そこで、理系のあなた、確かに、分かりますよ、「x」と「y」を使いたい気持ち・・・

私も、もともとはそういうタイプ出身なんですが・・・

でも、「x」とか「y」とか、そういうのではないんですよね~

ここが、「文系で数学は苦手です」という人が ひょいっと 解いてしまう理由なんですが、大切なのは、なんと

泥くさいけど確実な、仮定して当てはめての繰り返し

では、解いてみましたので、ご一緒に考えてみてください。
「動く参考書」、発動です!

手書きで恐縮ですが、公務員試験は手書きで解くので、リアルでいいと思いますよ。

いかがでしたか?
泥くさいでしょう~

もちろん、解き方、手順は他にもあると思います。自分がやりやすい方法を選んでいただけます。

こんな感じなんです、公務員試験は・・・

処理能力の速さはとても大切です。結局、5択を選び抜いたもの勝ちなのです。


ということで、

正解は4

「3つのタイプのいずれであっても、B国は金メダルが1個」
というのが答えです。

この解説動画の説明を文章にすると、たぶん、難解な文章が20行以上になるはずです!

それで、「動く参考書」が近道だと思います。

今回の問題は「判断推理」の1問でした。いかがでしたか?

ぜひ、一緒に学んでみませんか?

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