人を癒すものって

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こんにちは
かめハウスです。

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。

皆さんはこんなことありませんか。
 患者さんに素晴らしい治療方法や技術、最新の治療方法を提供しないと患者さんの症状は良くならない。と
僕も長い間このように考えていました。

 心療内科の医師が外来の患者さんに対してアンケートを行ったことがあります。そのアンケートは、患者さんの症状が、何によってよくなるのかを調べたものです。9項目の中から、最も自分に当てはまるものを3つだけ選んでもらうというものです。その中で最も多かったのは「主治医に対する信頼感や安心感」(25%)で、次が「主治医の具体的な話や説明」(20%)、3番目が「主治医のちょっとした言葉」(14%)であった。以下「よくなるかもしれないという希望」(11%)、「処方された薬」(10%)と続きます。

 このアンケート結果の中で最新の治療方法の話や薬よりも、医者やセラピスト、看護師さんなどのちょっとした言葉や具体的な話や説明だけで、患者さんに信頼感や安心感をもってもらえるんだと、これまでのものの見方、考え方が大きく変わりました。
 患者さんの話を聴き、日々のリハビリの中でほんの少し伝え方を工夫していくきっかけとなったお話でした。
 〝よくなるかもしれない”という希望をもってもらうことが、治療の第1歩だと。



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