体調を崩した時のご近所さんの対応

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コラム
時々、ご近所さんから生存確認のラインが届きます

『元気ですか?体調は大事にしてね』と

そのご近所さんは私がある時期からずっと肺に影があることを知っています
定期的に診察してもらっているのですが、軽度の肺炎とのこと

放射線治療の影響のようです

そんなある日の事

ご近所さんからの生存確認ラインが届いた日は会社を休んでいました
ワクチンの副反応のためです

その旨を返信すると数時間後ラインが入ってきました

『今もねちゃんの家のロビーにいるからちょっとだけ出てこれるかな?』
ロビーに向かうとご近所さんが大きな買い物袋一杯の食料を私に届けに来てくれていたのです

『事前に聞くともねちゃん、遠慮しそうだから持ってきたの!ひとりだと心細いと思うけど出来ることはなんでもするから連絡してね』と

なんて優しいのでしょう( ;∀;)

頭が上がりません

袋にはレトルトのおかゆや、栄養ドリンク、ゼリーや果物が入っていました


このご近所さんには実は私の本当の事を話しています

身内がいない事も、乳がんで闘病したことも

だからなのかな

私は本当に幸せ者だな

神様がいるのかはわからない
だけど、私が失った『家族』はもうどうしても取り戻すことは出来ない代わりに、こうして愛情をもって接してくれる人に出会わせてくれたのかなあ


生きていて良かったな
いや、生かされてここまで来たんだな

そんな事をふと思い出しました

ご近所さんのためにもこれからも生きていこうと思います

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