最近のHSP気質についてのTVやネットの情報を見て思う事 #1

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最近よく、TVやネット上でHSPについての記事などを目にする事が多くなりました。

昨日も、世界一受けたい授業をTVを見ていたら、HSPについて紹介されていましたね。

ちなみに、HSP気質という言葉を最近よく耳にするようになりましたが、昔からその気質を表現する言葉が日本にはありました。
それが『感受性が強い気質・性質』です。

最近では、子供の頃に『この子、感受性が強いね』と言われる経験は少ないかもしれません。

ですが、私が子供の頃(3・40年前)までは、子供が多い時代もあって、子供と接する事が多い職業の人(保母さんや先生、お医者さん)から『この子は感受性が強い子』という言葉をよく耳にしました。
なので、私と同世代(アラフォー)やそれ以上の年代の人の中で、『感受性が強い・人よりも考える時間が長い・気が優しい・敏感』と子供の時に周りから言われた事のある人も多いのではないでしょうか。
※そもそも、当時言われた本人たちは、自分のどの性格の部分を見て『感受性が強い』と判断されていたのかはよく分からなかったと思います。

私個人は、社会人を迎えた2000年代前半までは、自分の性格について『人事や頼まれ事、約束を裏切れない性格』や『先の事を人の事まで心配してしまう性格』『競い合いや争い事などの対立を嫌い、人の前に出て自己主張することが苦手』という部分で困る事はあっても、それを『人が良い』という自分のチャームポイントと捉えていたのですが、その後、特に2000年後半から2020年に近づくにつれ、周りに比べて自己主張をはっきりできない自分自身に対して、『気が弱い』『人の事を断れない』『人の面倒事を押し付けられやすい』というネガティブな印象が増え、自分(自己主張)を優先できない自身に対する劣等感と罪悪感・自己否定感などのストレスを強く感じるようになりました。

また、そのストレスが増えるにつれ、ここ10年の間、それまで苦手ではなかったプライベートでの人付き合いに気疲れを強く感じるようになりました。
その為、HSP気質という言葉を知る以前から、この『感受性が強い性格』で悩むことが多く、自分自身と周りの人の性格を比べ、性格を分析して解決方法を模索していた時期が現在まで14年間ほどあります。


なので、HSP気質がメディアに取り上げられるようになった現在の状況を、非常にうれしく感じています。
そういう気質(性格・個性)があるという事が広まれば、HSP気質の人達に『自分と同じようなタイプの人たち(同じような考え方の傾向がある人たち)がいるんだ』という安心を与え、誰にも理解されないという孤立感や罪悪感などのネガティブな気持ちから解放されたのではないでしょうか。
そして、HSP気質の良い印象が増える事で、自己否定感が薄まりHSP気質の人達が生活していく中での自信にもつながるのだと思います。
(私が、HSP気質という事を知らない時、その自分自身の傾向で悩んでいたら、同様に感じていたと思います。)


だからこそ、私も自身の経験の中で気づいた、私たちHSP気質の事を正しく世の中にもっと知ってほしいと思うのです。

HSP気質は特別な物ではなく、脳の使い方の違いで現れる性格や性質などの傾向で、それによって考え方や行動選択などにHSP気質ならではの特徴(共通点)が現れます。

個性というよりも、HSP気質の人には共通点がいっぱいあるんです。
そして、それは決して『なにかと比べて弱い・劣っている』というものではなく、思考と選択・行動の特徴というだけですので、まったく社会生活の中で問題となる部分はありません。

むしろ、理解すればするほど、HSP気質ならではの『セールスポイント・プラス面』がたくさん存在します。

そこで、私が個人的に研究してきた自身のHSP気質についての気づきについてブログを書いて行こうと思います。

独自の研究や主観、経験なども含めたものではありますが、HSP気質の方もそれ以外の気質の方にも、ぜひ共感していただけると嬉しいです。
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