今回は過去に聞かれた質問の中の1つを少し掘り下げて解説していきます。
とあるお問い合わせで記事数や文字数、投稿頻度について質問を頂いた事がありました。
記事数や投稿頻度がSEO的にどんな影響があるのか?という趣旨です。
結論からいえば記事数は大切ですが、毎日投稿する必要はありません。大切なのはあくまでもコンテンツの質です。
以下で理由を説明していきます。
サイト評価上昇と記事数は比例せず
たまにですが、記事数を増やし続けるとサイトやブログの評価=ドメインパワーなどが上がると解釈している方も居るのですが、これは完全に間違いです。
読まれていない記事=低品質な記事を大量に検索エンジンにインデックスさせるということは、検索エンジンからしてみれば無駄な情報を垂れ流していると判断されます。
せっかく読まれている記事があっても、低品質な記事のせいでドメインの評価が下がることも多くのアフィリエイターの人は知っています(だからこそ実践と検証を細かく繰り返すことが大切なんです)
数年前であれば、記事数が直接ドメインパワーの一因であったことは確かですが、当時医療系最大規模のキュレーションサイトであったウェルクが飛ばされたアップデートから、この方程式は崩れ去りました。
近日中にはNAVERまとめも無くなります。
こういった検索エンジンの動きは、今後、不要な記事はどんどんとマイナスに評価されてしまうことを表しているといっても過言ではありません。
必要な情報を「適正な量」でまとめる
サイトやブログには基本の部分にコンセプトが存在しています。
コンセプトに対して適切な情報=記事を網羅する
つまり、記事数の多少はコンセプトによって変化していきます。
以前、SEO対策としてリライトや削除を紹介したのには、"低品質な記事を排除する"という目的があります。
もしもコンテンツとして記事にならないような情報を掲載する場合には、まとめページとして記事化するかノンインデックス化をおすすめします。
ペルソナの知りたい事が網羅出来ればOK
極論を言ってしまえば、サイトやブログのコンセプト+想定しているペルソナの欲しいであろう情報をしっかりと抑えていれば、記事数が少なくても問題ありません。
ただし、細かい見直しやリライトをして少しでも読みやすく、わかりやすい構成にする努力は必要です。
最近のSEOでコンテンツが優先されているという意味の本質はここにあります。これを理解出来ていないと、根本的な改善をすることは出来ません。