流動するSEO対策の具体的な3つのテクニック

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ビジネス・マーケティング
これまでもSEO対策は流動性があるもの、ということはお伝えしてきましたが、では具体的にどういったテクニックを使うのか?

という核心部分を紹介していきたいと思います。

多くの人がSEO対策をしたい、するべきだと思っているにも関わらず実行出来ないのには理由があります。

細かい理由は様々なのですが、もっとも代表的なものは「本質的な判断が出来ない」ことにあります。

「もったいない思考」が本質を惑わせる


具体的なテクニックに入る前にぜひ知っていただきたいのは、SEO対策に損得勘定を混ぜると、ほとんどの場合がマイナスに働いてしまうということです。

繰り返しお伝えしていますが、サイトやブログの成長とは

1.仮説(コンセプトメイク、ペルソナ設定など

2.実践(コンテンツ制作、リライト、導線付けなど

3.検証(分析・ABテスト・判断など

これら1~3を続けることです。

1や2にあたる部分に「もったいない」と考えてしまっていては1番大切な検証に辿り着きません。

すでに利益が確保出来ているのであれば無理な冒険は必要ないですが、そもそも売れていないのであればひたすら分母を増やすことが重要なんです。

仮説や実践には「お金」もしくは「時間」のいずれかを消費する必要があります。

僕自身の場合であれば、3年間+100万円以上。

この段階でサイト売買での事業譲渡をおこなったので、「あなたのサイトになら軽自動車分くらいのお金を出しますよ」と、客観的に見ても成熟出来た段階だと感じています。

少し前置きが長くなりましたので、具体的なテクニックの紹介にうつりましょう。

テクニック1. 順位チェックとリライトはセット


サイトやブログを運営するのであれば、アクセス解析は欠かせません。

新しく立ち上げたもの、一定期間運営したものに関わらず、特定の記事に変化が起きた場合には手を加えます。

※ここで言う変化はアクティブな変化であって、検索エンジンのアップデート等によるマイナス変化ではありません

アクティブな変化を確認したら、必ずリライトします。

仮にですが、せっかくアクティブな動きがあるにも関わらず離脱率が高かったり、滞在時間が短いのであれば、記事ボリュームを見直したり、関連記事を挟んだりした上で、「足りていない部分を補う作業」を実践します。

記事が上がったからラッキーと悠長にしている暇はありません。

テクニック2.削ることを怖がらない


ブログやサイトがある程度動き出すと、読まれている記事と読まれていない記事が多少なりとも出てきます。

読まれている記事があって、読まれていない記事が明白な場合、読まれていない記事を一旦消す、もしくはノンインデックスする決断も必要です。

「せっかく書いたから消すのはなあ…」ではなく、

「反応全くなし。了解」くらいの潔さも時には必要です。

検索エンジンは不必要な情報を嫌う傾向にあります。読者がいないコンテンツ(記事)は不必要だと判断されている可能性もあるんです。

これも実践、検証、分析のルーティンですが、ノンインデックス化した前後を比べる必要はあります。

テクニック3.情報が埋もれる構成を見直す


ワードプレスのブログ形式で運営をしていると、どうしても過去の記事が埋もれてしまいます。

ユーザビリティの低下はサイト離脱率や滞在時間に大きな影響をもたらします。

トップページから数えて、出来ればどの記事にも2クリック以内、難しい場合は3クリック以内でアクセス出来る構造を作ることが好ましいです。

具体的にはいわゆる「まとめページ」をしっかりと作りながら、内部リンクに不足がない環境を保ちます。

1番大切なポイントは方向性やまとまり


サイトやブログを運営していく上で、SEO的にも大切な部分は、しっかりとした軸を持って継続することです。

キーワードをズラしたり、アプローチをズラす事には問題ありませんが、ペルソナの軸がぶれてしまう事だけは避けましょう。


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