無料公開! お客さまの「欲求を刺激する」商品づくりの方法

記事
ビジネス・マーケティング
今回は「売れる脳トレ」をしながら
ウォーミングアップしていただければ
と思ってます。



簡単な「売れる脳トレ」なので 
楽しみながら読んでくださいね。



最初にこんな設定をさせていただきます。



あなたは、寝具商品を販売している
メーカーの社長です。



今年は新商品を売り出そうと計画してます。



その新商品とは
「一流大学の教授」と
「一流企業の研究機関」が共同開発した
ダニの侵入を100%防止する”枕カバー”



価格はなんと980円



10.11   2.png


という新商品です。



さて、ここで質問です!



あなたは
この商品のどんなポイントを
アピールしますか?



1:ダニの侵入を100%防止する
2:「一流大学の教授」と
「一流企業の研究機関」の共同開発
3:価格の980円



つまり
1:商品の効能
2:権威(信頼性)
3:価格の安さ



のどのポイントをアピールしますかという
ことです。



さて、どれが正解でしょう??



ちょっとだけ考えてみてください…






正解は…



全部「不正解」です。



新年早々、ちょっと意地悪でしたね…
すいません…



でも不正解の理由ってわかりますか?




ヒット商品はどんな欲求を刺激してる?





不正解の理由は
この3つのアピールポイントはどれも
人間の二次的欲求に働きかけているからです。



10.11   3.png



何度かこのメルマガでもご紹介しましたが
人間には二次的欲求一次的欲求があります。



二次的欲求はこの9つですね。


1:情報が欲しい
2:好奇心を満たしたい
3:身体や環境を清潔にしたい
4:能率よくありたい
5:便利であって欲しい
6:信頼性、質の良さが欲しい
7:美しさと流行を表現したい
8:節約し利益を上げたい
9:掘り出し物を見つけたい


最初の3つのアピールポイントは
それぞれこの欲求を満たしてます。



ダニの侵入を100%防止する
→身体や環境を清潔したい欲求



「一流大学の教授」と
「一流企業の研究機関」の共同開発
→信頼性、質の良さが欲しい欲求



価格の安さ980円
→節約し利益を上げたい欲求
 掘り出し物を見つけたい欲求



ヒット商品を生み出すには二次的な欲求より
先に人間の一次的欲求を先に
アピールする事が大事です。



事例:ヒットさせるアピール方法




例えば一次的欲求には
「恐怖を避けたい」
「快適に過ごしたい」
があります。



この一次的欲求をを利用して
枕カバーをアピールするとこうなります。



続きを読む前に注意です!



いま食事をしているなら
ここで読むのをやめてください!



食事をしてない方だけ続きをどうぞ


以下の文章から始まります。


実は、2年間使用した枕の重さの10%は
ダニの死骸とその排泄物だと
知ってましたか?



10.11 4.png



そして、あなたの枕カバーには
何千、何万というダニがいます。



そのダニはどんどん卵を産み続けます。
ダニの数は増え続けるだけではありません。



そのダニは糞をまき散らしたり
そのまま死んでいくダニで
どんどん増えていきます。



そんな枕の上に頭や顔をのせて
毎晩寝ているのです。



さらに残念なことに、どんなに洗濯しても
「洗濯だけではダニの侵入は防げません」



でも大丈夫!



ダニの侵入を100%防ぐ枕カバーが
あります!


10.11   2.png



この枕カバーは一流の大学教授と
一流の企業の研究機関で
共同開発されたもので



しかも!値段は1000円もしません



ヒット商品を生み出すアピールの順番





どうでしたか?



最初の文章で「恐怖心や不快感」が刺激され
読んでるだけで気分が悪くなったと思います。



そして、その「恐怖心や不快感」を
取り除いてくれる商品がある



しかもその商品は信頼できそうだし
値段も安いとなれば
今すぐその商品を欲しくなりますよね



もし、商品をアピール
する時は…



商品の特徴を打ち出すよりも先に
人が本来持つ欲求や感情に働きかける方が
圧倒的に協力です



順番は
1:一次的欲求に訴えかけ感情を動かす
2:その欲求を満たす特徴を伝える
の順番です。



ぜひ、今回のアピールの順番を参考に
商品の紹介文章をを
見直してみてくださいね。



さて、次回はこの続きです。



お客さまの欲求を知るには
お客さまの頭の中を理解する必要が
あります。



例えば、どんなものに憧れをもって
どんなことを避けたいと思っているのか
を知るという感じです。


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これは消費者心理を理解すると言うことです。



次回はお客さまがどんな理由で
商品を買うのかの
消費者心理の17の基本原則をお届けします。

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