あなたがあなたでいること

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コラム
いやだな、って思ったことを
見て見ぬふりして
臭いものにふたをするように
閉じ込めてしまうこと。

そいういうのが必要な時もある。

常にそれを正面から受け止めるのは
誰だって難しい時もある。

そんな時は、逃げることも大事。


でも。

何度も何度もカタチをかえて
目の前に現れている、ということに
気付いたとしたら…

それは。
いよいよそれと向き合う
タイミングなんだと思う。


どうして自分がそれを
「イヤ」だと認識したのか。

その奥に、こころの奥底にある
自分の感情はなんなのか。


向き合うことは
痛みも感じることもあるだろうし
苦しくてつらくてどうしようもなく
自分を責めてしまうことに
繋がってしまうかもしれない。

でも、本当の意味で向き合うことができたら
きっとそれは、手放せていける。


本当の意味で向き合う、というのは
「こんな自分はダメだ」とか
「まだまだこんなんじゃ足りない」とか
そうやって自分を責めることではなく

「あぁ。。自分は寂しかったんだな」
「自分の中に憎しみがこんなにあったんだな…」


そういう自分に、ただ、気付くだけでいいと思う。

その感情に良い悪いの判断は必要ない。


「受け入れていく」こと。

ありのままの自分を
否定せずに、ただ抱きしめてあげること。


答えを出さなければいけないわけではなく
きっと、それをちゃんと
見つめることができたならば。

そのときは無理だったとしても
少しずつ、本当に少しずつかもしれないけれど
溶けていくものだと思うから。


繰り返される出来事は
嫌がらせをしているわけではなく
自分の存在(価値観)に気づかせてくれるために
出来事として、ただ「起きてくる」だけだから。


そこに「良い」「悪い」の判断だけで
片づけてしまわずに
「なぜこれが起きてきたのかな」と
見つめる気持ちをもって見てほしい。


そこに意識を向けるだけで
人は、それだけで変わっていける。

目の前の出来事も
そうやって、変えていくことが出来る。


それは、自分にしか出来ないこと。

目の前に起こる出来事は 
すべて「ありがとう」なんだ。 

そうやって、自分に感謝をする。

自分を、信じてあげること。


「今、生きている」こと。

ただそれだけで。


尊い存在だから。




2021.3.26 #105


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