「法学のコンパス1」をご紹介~その2~

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さて本日から「法学のコンパス1」の中身を一部ずつご紹介したいと思います。ぜひ多くの方に「法学のコンパス1」のご購入をご検討いただきたく存じます。

「法学のコンパス1」がどのような理念の下に作られているかを知ることは、法学の基礎力とは何か?、そして、法学基礎力を養成するためには何を意識する必要があるか?を知る重要なポイントになります。


以下、法学のコンパス1より引用です。

0・はじめに
 私は、法学を修得するために一番重要なことは、「法を道具として使えるようになること」だと考えています。教科書等を理解することももちろん大事ですが、教科書等に載っていることはあくまでこれまで法律に携わった人の一考えにすぎません。それらを前提に勉強を進めることは大切なことですが、最終的な目標は上記の結論に集約されると思います。全ての法学者や実務家は、法を法律問題解決の道具として使うことで日々の仕事をこなしています。皆さんが法学習を通じて目指すべき頂は、ひとまずこの能力及びそれを得るための知識を身につけていくことです。本書の中では、「法を道具として使う」という視点から私が考える必要最低限の情報をお伝えします。本書のほか、教科書の精読や問題演習等を通して法への理解を深めることは不可欠です。しかし、法の世界は果てしなく広く終わりがありません。そのため何度も遭難する可能性があります。本書は、そんなときに皆さんのコンパスとして機能してくれることを願い、作成されたものです。

1・法を使う前提
(1)法律問題とは
 上記で言及した通り、法とは法律問題解決の道具です。そこでまずは「法律問題」とは何かということについて理解していただきたいと思います。
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