SEOというと裏技やテクニックをイメージする方もいると思います。
しかし、昨今は検索エンジンの進化により、本質的に価値があるものを基本ルールに沿って作れば、裏技やテクニックなどに依存しなくても、自ずと結果は出ます。
過去の成功体験から脱却できず目先の利益をとってしまった話
とあるWEBマーケティング事業会社がありました。
自社サイトの集客を裏技やテクニックを繰り返すSEO対策で一定の成果を出していた成功体験から、裏技やテクニックの情報を優先的に鵜呑みにする傾向にありました。
残念なことに、その結果がこちらになります。
↓
SEO業界だけではなく、裏技やテクニックは存在します。
ただ、ある時からその技が使えなくなったとき、その価値はゼロになります。
逆噴射してマイナスになることもあります。
スポーツで例えるなら裏技やテクニックに依存することはドーピングと一緒です。
劇薬のため、短期的には効果を発揮しますが、使用していることが見つかれば相応のペナルティを受けます。
また副作用もあり、精神的にも肉体的にもダメージを抱えます。
切り捨てるべき成功体験が存在する
このSEO事例のネックは過去の成功体験を切り捨てることができなかったことです。
おっさんが話すヤンキー時代の武勇伝みたいで、過去の栄光(?)にすがっているように思いました。
逆にどんなヤンチャな武勇伝があっても、未熟で恥ずかしい過ちだったと思考に変わったおっさんは、今も魅力あり続けることができたと思います。
顧客の要望を吸い上げるのも大事
時流に乗ったり顧客の要望を吸い上げるのもビジネス戦略として必要なこともあります。
SEO対策のキーワード選定は上流の仕事になりますので、慎重に選ばなければなりません
キーワード(検索クエリ)には大きく以下の3つに分類されます。
キーワード(検索クエリ)の分類
・案内型
特定のページやサイトへ行くタイプ
例)ココナラ
・取引型
商品の購入など具体的な行動があるタイプ
例)メンズ スニーカー 通販
・情報型
情報収集を目的としたタイプ
例)マッチングアプリ おすすめ
一般的に、この中で集客に結び付くキーワード種は取引型と情報型です。
特に情報型は直接購入やお問い合わせに繋がりませんが、取り扱うサービスとユーザーが欲する部分に接触するので、集客目的として重要となります。
ただ、例えば「SEO」などの単一ビックワードで集客を期待するには、相応のコストが必要となりますので、当方なら除外し、「ローカル検索とは」などの類似キーワードに変更します。
最後に
商材として取り扱いやすいという理由で存在するSEOサービスがありますので、導入する or しないの判断を誤らないよう注意が必要です。
「楽してSEOが継続的に成功」などは無いとお考えください(´・ω・`)