知って得する!?おみくじの本当の読み方

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新年といえば、初詣。
初詣といえば、おみくじですよね。

おみくじをひいたときに、
わたし達は、
大吉だと喜び、今年もいい年になる。
凶がでると、今年は最悪だーなんて思ってしまいます。

しかし、本当にそうなのでしょうか?
易経の世界ではこんな言葉があります。

「よく大吉は凶に転ずるから危ない」と言われています。

「えっ!!」と思われた方。

まず結論からいうと、
吉には、但書があると覚えてください。


その理由を解説していきますね。
未来を良し悪しを判断するときに、易経の世界では次のような言葉があります。

「吉凶悔吝咎なし」(きちきょうかいりんとがなし と読みます)
これは、未来の良し悪しを判断することばです。

そもそも
吉凶とはどういうものでしょうか?
吉とは、物事が何でもスラスラと進みやすいという意味。
凶とは、物事が思うように進みにくいという意味。
そして、
「悔」(かい)、「吝」(りん)そして「咎なし」(とがなし)です。
悔は、後悔する。
吝は、けちる。
咎なしは、災難なし
という意味です。

人は
凶で失い、物事がすすまなくなり、
悔で後悔して、気付き改めることで、
吉で物事が通ります。
これらが運気の流れです。
こうして未来を良くしていくのです。

しかし
大吉の時はどうでしょうか?
常になんでもスラスラいきます。
いいことが続くと多くの人は慢心してしまいます。
「これくらい大したことない。」
「わたしなら大丈夫」と思うようになり、
だんだんと驕りも生じてきます。

すると、誰かが「それはいけないよ」「間違っているよ」と
アドバイスをしてくれても、
「いままでこれでやってきたから大丈夫」と改めることを惜しみます。
この状態が、「吝」です。

こうした驕りや侮りが「吉」のときにすでに始まります。
しかし、吉の時は物事が順調にすすむので、凶の兆しにきづきません。
時間をかけて「吝」が積もりに積もり、溢れたときに、
表面に現れます。事故や過失として。。。


なので、
大吉の時に注意して欲しいことは、
驕りや昂りがないように周りの人の話を聞く耳を持つこと。

凶がでたときに、よく見て欲しいのは、
何を改めたら物事が通るようになるか、自分としっかりと対話することです。

そして、おみくじの文章にヒントがありますので、一文もって覚えて帰ってもらい、心構えとして気をつけていただくことで。

なにがでても開運にかえることができますよ。

今日からの未来がより良い未来になりますよに!

易には、頭でわかってるけど、実際にできてない教訓がたくさんあります。
では、また次回もお楽しみください☆
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