【易経から孔子を学ぶ】開運体質の作り方 「益」の本当の意味は

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コラム

前回は、開運していくためには、
ひとりではできない。「人のチカラ」を借りるが大事。
そのために、まず、”損して得取れ”というお話をしました。

次に大切な易卦は、
六回目の「風雷益(ふうらいえき)」についてです。
「益」とは、商売でつかう利益はなく、
本来の意味は、
上の徳は下に与えることを示しています。

「下の人が益をもたえるの」とびっくりする人もいることでしょう。

「益」という漢字の成り立ちは、
お皿に水がたまり、溢れ出すイメージです。

お皿の底から水が貯まるように、
社員、部下、子供といった下のものから「喜ばす」「満たす」ことによって
お皿から水が溢れ、自分も喜びや満たされていくのです。

なので、
損して周りの利益を優先できる人になれない内は、
「益」はなかなかできないんです。

まとめると、
継続して、下ものが喜ぶことをし続ける。
すると、それ自体がその人の益となり、
喜びや満たされた心を手に入れることができるんです。

こんな例えもあります。
槙原敬之さんの歌「僕が一番ほしかったもの」の歌詞(最後)で
”僕があげたものでたくさんの
人が幸せそうに笑っていて
それをみた時の気持ちが僕の
探していたものだとわかった”
とあります。

いかがでしょうか。伝わりましたか?
易には、頭でわかってるけど、実際にできてない教訓がたくさんあります。
では、また次回もお楽しみください☆
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