これまでのシステム成績(2021年3月12日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価が3.11ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均が3.89ポイントの大幅上昇となりました。
システム採用銘柄株価のプラス割合は97%に達し、マイナスは28銘柄中1銘柄のみとなりました。

一方、システム成績は0.51ポイントの上昇に留まりました。順張り系は0.38ポイント、オシレータ系は0.73ポイント、その他系は1.32ポイントの上昇となりましたが、逆張り系は1.77ポイントの下落となりました。

チャートを見ると、順張り系と逆張り系が上昇一服、オシレータ系が横這い、その他系が緩やかな上昇基調継続となっています。
一方、システム採用銘柄株価が最高値を更新する一方で、日経平均株価はようやく反発の兆しが見えてきました。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、6システムに増加しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、65.79%の25システムに増加しました。
三菱自動車がトップを維持し、新生銀行が2位に躍進、昭和電工が3位に入ってきました。

さて、先週まで下げ続けた日経平均株価は、今週月曜日に底を打つと、週末に掛けて急反発してきました。来週は再び3万円台を目指す展開になるのでしょうか?
個人の買いに対し、法人がどれだけ売りをぶつけてくるかで、月末までの株価水準が決まってくるものと思います。

株価水準が低い時は、優待や配当利回りが高くなる傾向にありますが、株価水準が高くなるとその妙味は薄れがちになります。
もちろん、それは各企業の事情によって決まるものであり、必ずしもそのようになるわけではないでしょう。

ただ、株価が高水準にある現状においては、例年以上に注意が必要かもしれません。わずかな利回りの優待や配当を当てにして、よく考えずに権利取りに走ってしまうと、後で痛い目を見るかもしれません。
恐らく優待や配当目当てで株式投資を行っている人たちは、昨年の安い時期に十分に仕込んでいる可能性が高いと思います。そのような人たちは、現在の水準では無理に買い増しや買い直しを行うことはないでしょう。

一方、システムトレーダーのようにキャピタルゲインを目指す投資家は、優待や配当を気にすることはありません。あくまで株価水準やその推移が、トレードの方向性に合っているかどうかを最優先します。
その過程で、配当が得られればラッキー、逆に支払いになればアンラッキー、といったところです。

配当に目がくらんで売買シグナルを無視する、なんてことは、あってはならないことですし、配当や決算発表時期を避けるためにトレードを休止する、なんてことも、私にしてみればナンセンスです。
もちろん、そのようなトレードを行っている方もいるかもしれませんし、それを戦略として確立しているのであれば、私がとやかく言うことではありません。

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