今週は日経平均株価が0.32%(103.78円)の反落となりました。水曜日に約1か月ぶりの高値を付けた後、週末に掛けて大幅続落となりました。
また、ベンチマーク20銘柄平均株価は0.94ポイントの続伸となり、昨年末比+22.48%まで上昇しました。
一方、システム平均成績は0.68ポイントの反発で-3.43%まで回復しました。今週は小幅な売り優勢で推移しましたが、週末に掛けての株価下落に助けられました。
順張り系は1.30ポイント、逆張り系は0.50ポイント、オシレータ系は0.69ポイント、その他系は0.09ポイントの上昇で、珍しく全系列が好調でした。
チャートを見ると、順張り系は下げ止まり、逆張り系は上昇一服、オシレータ系は下落基調継続となっています。
また、ベンチマーク20銘柄平均株価は、上昇基調を強めています。
個々の銘柄毎に見ると、全20銘柄の内先週と比べてプラスになったのは、6割5分の13銘柄でした。内、ベンチマーク銘柄の騰落率を上回ったのは8銘柄でした。
5%(%ポイント:以下同)以上の上昇は7012川崎重工業、5%以上の下落はありませんでした。
一方、ベンチマーク銘柄は、6割の12銘柄がプラスとなりました。
7012川崎重工業が12.01%の上昇となりましたが、それ以外の5%以上の上昇あるいは下落銘柄はありませんでした。
日経平均株価は、直近に急峻な上昇トレンド10が発生し、その天底を結ぶ格好で下降トレンド19が存続しています。なお、新たに下降トレンド20が発生しましたが、こちらは一時的なものと考えます。
支配トレンドは変わらず中期上昇トレンド1~3です。先週示現した、年初から続く上昇トレンドは、消滅したわけではなく、直近3本に入らなくなったため、現行チャートには表示されなくなっただけです。
ドル円の推移は、年初から続く直近3本の上昇トレンドに集約されました。最直近上昇トレンド1がもっとも勢力が強く、9月中旬から末に掛けて150円をうかがう展開になっています。
それをガードするように、上昇トレンド2及び3が存在し、上値と下値の目処を示しています。
今後、ドル円が150円台に達した後は、それらのレンジ幅である7~8円程度の調整が見込まれますが、為替介入が入った場合は、昨年10月下旬からの下落のように、レンジを大きく下抜けるかもしれません。
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