これまでのシステム成績(2023年6月9日)

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今週は日経平均株価が2.35%(740.95円)の続伸となり、先週に引き続きバブル崩壊後の最高値を更新しました。火曜日に32.5千円台に達した後、2日間で大きく下げる展開になりましたが、週末に大きく回復しました。
また、ベンチマーク20銘柄平均株価は3.94ポイントの大幅上昇となり、昨年末比+13.23%まで躍進しました。

一方、システム平均成績は0.28ポイントの続伸で+0.51%に留まり、ベンチマークに大きく水をあけられています。
順張り系は0.03ポイント、逆張り系は0.12ポイント、オシレータ系は0.13ポイントの下落となりましたが、その他系が3.83ポイントの大幅上昇となりました。

株価上昇ペースは続き、日経平均株価は予想通り32千円台に達しました。来週から月末にかけて、更に33千円台をうかがう展開になりそうです。
ただ、33千円台は中期上昇トレンド2及び3のレンジ上限となります。この水準で一先ず大きめの調整が入るかもしれません。

チャートを見ると、順張り系は回復基調継続、逆張り系は横這い、オシレータ系は下落傾向、その他系は急回復となっています。
また、ベンチマーク20銘柄平均株価は急上昇となっています。

個々の銘柄毎に見ると、全20銘柄の内先週と比べてプラスになったのは、4割の8銘柄に留まりました。合わせてベンチマークを上回ったのは、その内わずか3銘柄でした。
一方、ベンチマーク銘柄のプラスは、9割5分の19銘柄に上りました。その中で、7012川崎重工業、8002丸紅は10%以上、他4銘柄が5%以上の上昇でした。

システム成績では、6752パナソニック、7012川崎重工業、8002丸紅が5%以上の上昇となっています。
また、4183三井化学を始め6銘柄において、システム運用における今週の資産増減率が、同株価騰落率に対して、5ポイント以上10ポイント未満のマイナスとなっています。

日経平均株価は直近が全て上昇トレンドを維持し、特に最直近トレンドは全体で最大の勢力となっています。
このペースで上昇が続くと、前述したように今月末までには中期上昇トレンドのレンジ上限である、33千円台に達するかもしれません。

ドル円は、先週発生した直近下降トレンドは消滅し、直近が全て上昇トレンドとなりました。特に3月末から続いている上昇トレンド1は、最大の勢力を保っています。
このペースで上昇が続くと、8月半ばから9月半ばに掛けて、再び150円をうかがう展開になりそうです。

さて、今年のシステム運用銘柄についてですが、今回は8002丸紅についてご紹介します。この銘柄を用いたシステムは2020年2月26日に設計しました。最適パラメータは15年半に渡って安定しています。
次図は、同銘柄の裏デイトレシステムの資産カーブです。

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今年に入ってこれまでの収益率は、複利で+19.39%と好調です。ただし、株価は+46.63%と絶好調で、システム成績を大きく上回っています。
年率リターンは20.40%と標準的であり、平均リターンの21.47%との差が小さいため、安定性は良好です。

資産カーブは上昇基調を続けており、現在は管理限界レンジのほぼ中央付近という安定した位置にあります。
現在は最大資産残高更新中であり、ドローダウンはありません。ここ15年ほどの最大ドローダウンは概ね25%以内であり、安定した資産増加を実現しています。

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ただし、上図に示すように、今年は株価急伸を上手く捉え切れないことがあり、そのことが株価騰落率との差を広げています。
また、年初に売りポジションを採ったことによる損失が、大きく足を引っ張っています。

次図に、このシステムを複利運用した場合の資産推移を示します。資産残高は、起点日以降30年ほどで219.1倍にもなっており、現在も最大資産残高を更新中です。
もしも設計完了直後の2020年2月27日から運用を開始していれば、資産残高は直近で275.45%増、すなわち3年強で3.75倍ほどになっていたことになります。

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チャートから分かるように、資産増加の大半は買いシステムによるものです。直近において、買いシステムの累積損益率が66.8倍ほどであるのに対し、売りシステムのそれは3.3倍ほどしかありません。
しかし、この3.3倍があることによって、ドテンシステムで219.1倍もの資産増加となるのです。

次図に示す累計損益チャートでも、買いシステムが優勢であることが分かります。売りシステムは株価推移にすら負けていますが、システムの累計損益があくまで単株基準であるのに対し、株価推移は実質的に複利基準であることに注意する必要があります。

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なお、システム上の運用開始日における株価は530円でしたが、直近では2,221.5円になっており、4.2倍ほどに増加しています。
これは売りシステムによる資産増加の3.3倍を上回っていますが、買いシステムのそれの1/16ほどにしか過ぎません。


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