これまでのシステム成績(2022年4月1日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は1.68ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は1.23ポイントの反落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は7.89ポイントの減少で、36.84%(14銘柄)まで後退しました。

一方、システム成績は0.24ポイントの続落となり、平均資産増減率はマイナス2.62%に減少しました。
順張り系は2.81ポイントの大幅続落、その他系は1.11ポイントの反落となりましたが、逆張り系が0.72ポイント、オシレータ系が0.76ポイントの続伸となりました。

チャートを見ると、順張り系は大幅続落、オシレータ系は回復傾向、逆張り系は反発継続、その他系は頭打ちとなっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は頭打ちとなっています。

4月1日時点で買い保有状態のシステムは22システム、全体の57.89%まで急上昇してしまい、株価反落の影響がマイナスに作用しました。
株価の増減周期との不整合が続き、システムにとって不利な状況が継続しています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、13システムに増加しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、39.47%の15システムまでやや回復しました。

資産増減率で見ると、味の素が24.03%で首位に躍り出て、みずほが22.91%で2位に転落、野村総合研究所が16.65%で3位を維持しました。
一方、株価上昇率は国際石油開発帝石が41.62%で首位、丸紅が27.02%で2位、新生銀行が21.46%で3位のまま変わりません。

日経平均株価は、週初に下げて連騰が止まると、翌日反発するもその後は3日続落し、先週末比483.86円の反落となりました。
次図に4月1日時点の最適トレンドラインを示します。

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先週発生した直近上昇トレンドは、やや勢力を落としながらも存続しています。株価は直近下降トレンド21と同19に上値を抑えられていますが、これを突き破るようだと、直近上昇トレンドはより勢力を増していきそうです。

さて、2022年4月4日付で日本取引所は上場企業を再編し、従来の「市場第一部(東証1部)」、「市場第二部(東証2部)」、「マザーズ」、「ジャスダック(スタンダード、グロース)」という4区分を、「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」の3区分に変更します。

また、名古屋証券取引所も、従来の「市場第一部」、「市場第二部」、「セントレックス」という区分を、「プレミア市場」、「メイン市場」、「ネクスト市場」に名称変更します。2022年4月4日の前日における上場企業は、自動的に新市場区分で上場が継続されます。

これらの変更によって、私たち投資家には直接的な影響はないものと思われますが、TOPIX(東証株価指数)に関しては、今後構成銘柄の見直しを行っていくとのことです。そのため、インデックス投信等に対しての影響は避けられませんが、激変緩和処置として2022年10月~2025年1月にかけて段階的に移行していくようです。

一方、システムトレードに関しては直接的な影響はありませんが、今回の変更に合わせて各種証券サイトや投資関連サイトの仕様が変更になる可能性があります。
そのため、それらに依存するシステムやツールに関しては、多少なりとも影響を受ける可能性があります。

KFシステムクリエイターに関しては、本体および主要ツールにおいて、市場区分に依存することはありません(「当日データ取得更新ツール」は改修が必要)が、当然、関連サイトの仕様が大きく変更になれば、その影響を受けてしまいます。

そのため、来週以降は各ツールを今まで以上に注意深く監視し、不具合が確認され次第、直ちに対処していく所存です。
ただし、私個人の対応には限りがあることもまた事実です。もしも不具合情報等ございましたら、ご一報いただけると幸いです。


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