これまでのシステム成績(2022年2月10日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は0.89ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は1.71ポイントの上昇となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は10.53ポイント増加し、52.63%(20銘柄)になりました。

一方、システム成績は0.24ポイントの上昇に留まり、平均資産増減率はマイナス1.54%に減少しました。
逆張り系は1.26ポイント、オシレータ系は0.15ポイント、その他系は2.88ポイントの上昇でしたが、順張り系が1.22ポイントの下落となりました。

チャートを見ると、順張り系は下落基調継続、オシレータ系は横這い、逆張り系とその他系は回復基調となっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価も回復基調となっています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、12システムに減少しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、52.63%の20システムのまま変わりません。

資産増減率で見ると、みずほが14.58%で首位、サイゼリヤが12.68%で2位、国際石油開発帝石が7.66%で3位となっています。一方、株価上昇率は新生銀行が22.69%で首位、アルプスアルパインが19.72%で2位、国際石油開発帝石が14.07%で3位となっています。

日経平均株価は、先週末よりも200円余り戻したものの、未だ下降トレンドの最中にあります。次図に2月10日時点の最適トレンドラインを示します。
なお、今回から、最適トレンドラインは直近3本と、安定度上位3本を示すように変更しました。

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直近3本のトレンドラインはいずれも下降トレンドであり、しかも日を追うごとに傾きが急峻になっています。
直近株価で見ると回復基調にあるように見えますが、トレンドラインで見る限り、トレンド転換の気配はありません。

さて、以前からブログ等で「評価の重要性」について述べてきました。これは、システムトレードに限らず、世の中のあらゆることに対して言える普遍的な理念です。
しかし、「評価」が軽んじられる場面を目にすることが、このところ少なくないように思います。

先日の北京オリンピック・ジャンプ混合団体における、スーツ規定違反とされる女子選手5人の失格は、記憶に新しいところです。
5人を失格に追いやったポーランド人検査員は、「ルールに則って正しく検査した」と言っているようですが、選手側との食い違いがあるようです。

話をちょっと広げて、一般的な「評価」について考えます。そもそも、正しく評価を行うためには、様々な取り決めが必要です。
評価の意義・必要性、評価項目の定義、評価の規定内容、評価の方法、評価に用いる道具の規定、評価を行う人の規定、評価のタイミング、等々、正しく評価するためには多くの基準が必要です。

本来、それらを全て満たして初めて、正しい評価を行うことができるのです。更には、それを絶対多数の関係者が認定しなければなりません。
誤った条件の中で私的に評価を行い、「私は正しく評価した」などと言い張っても、特にビジネスの世界では通用しません。

今回のスキージャンプの場合、「いつもと違う姿勢をとらされた」、「本来いるはずのない人が指示を出していた」、「いつもと違う服装で測定された」、「いつもよりも極めて長い時間拘束された」、などと言った話が、選手側から出てきています。

それが本当なら、今回のスーツ規定の評価は、全く評価に値しないものであったと言わざるを得ません。
検査員側は、「自分が行った方法が正式な方法であり、今までが逆にルールに則っていない間違った方法だ」と言うかもしれません。

しかし、少なくとも数年以上に渡って、検査員の言う「間違った方法」が行われていたのだとすれば、本来はそれが「デファクトスタンダード」であり、それを覆すためには新たな検証作業が必要になります。

それを検査員個人、もしくはごく少数の人間で、独善的にその場限りで行うことは、許されることではありません。
少なくとも、検査員は本人が正しいと思う検査方法のエビデンスを示すべきであり、また、示さなければなりません。それが、元々の検査方法やデファクトスタンダードと比べてどこが同じでどこが違うのかを検証しなければなりません。

そして、検査員が言っていた、「選手の安全を守るために必要なルール」というのであればなおのこと、選手が飛翔した後に失格を告げるなどと言う行為が、何ら意味を成さない矛盾したものである、ということを肝に銘じるべきです。

それ以外にも、男子ハーフパイプ決勝2回目の平野歩夢選手の得点が、異常に低かったという問題もありました。
これは、審査員の問題というよりは、審査システムの不備だと考えます。

100点満点で相対評価を行う方法では、自ずと無理があります。100点という制約を取っ払って、フィギュアスケートのように、技ごとに加点するシステムに変更すれば、今回のような不自然な判定は起き難くなるでしょう。

100点満点という方法を続ける限り、競技の発展を客観的に捉えることは難しくなります。加点による絶対評価に変更することで、歴代最高得点等の評価指標を手にすることが出来ます。
それは、歴史を重ねれば重ねるほど、大きな意味を持ってくるはずです。


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