これまでのシステム成績(2022年1月28日)

コンテンツ
マネー・副業
システム成績単利220128.png
システム成績単利220128G1.png
システム成績単利220128G2.png

今週は先週末と比較して、日経平均株価は2.80ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は1.85ポイントの下落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は10.53ポイント減少し、34.21%(13銘柄)になりました。

一方、システム成績は0.24ポイントの上昇となり、平均資産増減率はマイナス1.20%まで回復しました。
順張り系は2.12ポイント、オシレータ系は0.91ポイントの上昇となりましたが、逆張り系が1.94ポイント、その他系が4.53ポイントの下落となりました。

チャートを見ると、順張り系とオシレータ系は回復基調、逆張り系とその他系は下落基調となっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は下落基調を強めています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、14システムに増加しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、47.37%の18システムに増加しました。

資産増減率で見ると、NECが16.70%で首位、キヤノンが9.30%で2位、みずほが8.47%で3位となっています。一方、株価上昇率は国際石油開発帝石が12.08%で首位、新生銀行が11.69%で2位、みずほが7.38%で3位となっています。

日経平均株価は、28日こそ500円超の反発となったものの、下落傾向は継続しています。1月14日時点の最適トレンドライン及び28日時点の同ラインを次図に示します。

システム成績単利220128G3.png
システム成績単利220128G4.png

14日時点で存在した直近上昇トレンド17は消滅し、新たな下降トレンド15が発生しました。また、14日時点の下降トレンド15は下降速度を増して下降トレンド16になっています。順位が下がっているのは、直近下降トレンド15の方が勢力が強いためです。

トレンド的には、株価が反発して中期的な上昇トレンドに復帰するシナリオは、可能性が低くなりました。上昇トレンドを回復するためには、少なくとも直近高値の29,332円を上回ってくることが必要です。

一方、株価がこのまま下落を続けた場合、最悪シナリオでは2月前半に24.1千円近辺まで下落するかもしれません。ただし、ここには強固な上昇トレンドが控えているため、ここで下げ止まる可能性が高いと考えます。

また、下降トレンド16に沿って下落した場合、GW明け以降に24.5千円近辺まで下落した後、反発に転じるシナリオが考えられます。
いずれにしても、上昇トレンド1~4で形成される下値抵抗線が、今後の大きな転換点になると思われます。

さて、新型コロナウイルス感染症オミクロン株の感染拡大が止まりません。新規感染者数は東京都で2万人に迫り、全国では8万人を超えてきました。
オミクロン株は重症化し難いという見方もありますが、感染者の絶対数が増えれば、それなりに医療逼迫を招いてしまいます。

5類相当にすべきかどうかの議論はさて置き、少なくともオミクロン株独自の基準を設けるべきであることは言うまでもありません。
それは恒久的なものである必要はなく、現状に即したもの、例えばワクチン接種状況や医療体制などに応じた基準であるべきです。

オミクロン株感染者数の急増は、逆にピーク後の急減を示唆します。科学的に完全に解明されているわけではありませんが、過去における感染者数推移の対称性や、実効再生産数から推測される(とされる)推移、南アフリカやイギリスなどのオミクロン株新規感染者数の推移などから、そのように推定されます。

巷で言われるように、これがエンデミックになるのでしょうか?その答えは誰にも分かりません。
ただ、オミクロン株はデルタ株などよりも重症化し難いとは言っても、普通の風邪や季節性インフルエンザよりは危険であることもまた事実です。

何の番組かは忘れたのですが、(私の聞き間違いでなければ)ある医師が言っていました。
「インフルエンザは直接人を死に追いやるのではなく、間接的に死に追いやるのに対し、新型コロナウイルスは人を直接死に追いやる危険なウイルスです。」

そもそも、「エンデミック」という言葉自体、ウイルスなどの流行が沈静化することを意味しているわけではありません。
あくまで、流行が特定の地域で一定期間繰り返し発生する状況を指しているに過ぎません。

当然、ワクチン接種などの対策は必要ですし、現状程度の感染対策も維持する必要があるでしょう。
言葉のニュアンスとは異なり、新型コロナウイルス禍以前の世界に戻るわけではないのです。

では、どうなれば新型コロナウイルスは沈静化したと言えるのでしょう?
ウイルスの目的は、人(宿主)を殺すことではなく、(共存して)自己を存続させることだと言われます。すなわち、常在菌などと同じように、人などの体内から排除されることなく居座り続ける事が、彼らのゴールとなるわけです。

そのような状況下では、私たちは何ら体の不調を訴えることなく、通常の生活を送ることが出来ます。
しかし、何らかの原因で体調不良に陥ったりすると、それまでのバランスが崩れてウイルスが牙をむくことになります。帯状疱疹などがその代表例です。

そのような状態になるまで新型コロナウイルスが変異していくか、あるいは完全に死滅するか、いずれにしてもまだまだ先は長いように思います。
弱毒化を重ねていずれ沈静化するのか、あるいは弱毒化と強毒化を繰り返して死滅していくのか、人類の係わり方が大きなカギを握っています。

最後に、最近テレビやSNSなどで、新型コロナウイルスを単に「コロナ」と呼ぶ人が増えているように思います。
何の脈絡もなく「コロナが憎い」とか「コロナ滅びろ」などという発言を見聞きする度に、「コロナ」という名前に誇りを持つ企業などの気持ちを察してしまいます。

新聞や報道局アナウンサーなどは、「新型コロナ」とか「コロナウイルス」と表現していますが、一部コメンテーターなどは単に「コロナ」と言っています。
以前と比べて風評被害は少なくなったと思いますが、それでもいい気持ちはしません。影響力のある人は特に、自身の発言には気を付けてもらいたいものです。


⇒Kフロー ブログ


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す