これまでのシステム成績(2022年1月21日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は2.09ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は2.18ポイントの下落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は10.53ポイント減少し、44.74%(17銘柄)になりました。

一方、システム成績は0.51ポイントの下落となり、平均資産増減率はマイナス1.44%に減少しました。
順張り系が1.28ポイント、逆張り系が0.57ポイント、オシレータ系が0.07ポイント、その他系が0.87ポイントの下落となりました。

チャートを見ると、順張り系と逆張り系は下落基調、オシレータ系とその他系は横這いとなっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は下落傾向となっています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、11システムに増加しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、42.11%の16システムに増加しました。

資産増減率で見ると、みずほが9.95%で首位、アンリツが9.26%で2位、野村総合研究所が8.15%で3位となっています。一方、株価上昇率は新生銀行が9.93%で首位、川崎重工業が9.10%で2位、トヨタ自動車が8.50%で3位となっています。

さて、株式市場の変調は未だ止まず、日経平均株価の下落率は昨年末比4.41%となりました。また、21日のNYダウが450ドルの大幅続落となったことを受け、日経平均先物は日経平均に対して300円以上の下落となっています。

先週の記事で、日経平均株価が28千円を割り込むようなら、27千円付近まで下落する可能性がある、と記しましたが、思ったよりも早くそのような状況になりそうです。
次図に、先週示した最適トレンドラインに、その後の株価推移を追加したチャートを示します。追加分は赤線で表示しています。

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なお、21日付のトレンドラインは次図のようになります。ただし、今週新たに発生した直近下降トレンドは除外しています。
先週時点で直近トレンドだった上昇トレンド17は、勢力を大幅に弱めて上昇トレンド22になりました。

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また、下降トレンド15は下降トレンド16に変わり、見かけ上の勢力をわずかに弱めています。これは、今週発生した直近下降トレンドが15番目の勢力になったことにより、順位が繰り下がったことによります。勢力の強さを示す安定指数そのものは、3割近く上昇しています。

これらのチャートから、日経平均株価の当面の底値は、27千円付近だと考えられます。それ以降は、現状のトレンド16とチャネル16のレンジ内で推移する可能性が高く、その場合、戻り高値は最大で28.5千円程度になると見られます。

もちろん、株価が戻らずにズルズルと下げ続けるパターンもありますが、その場合も一気に下げるのではなく、チャネル16に沿って推移するものと考えます。
一時的に同チャネルを割り込んでも、直ぐに同レンジ内に戻る可能性が高いでしょう。

ただし、最適トレンドラインは日々変化します。今後も株価が下げ続ける場合、同ラインの傾きはより大きくなり、それにつれて下値目処も低下します。
逆に、株価が反発して同トレンドラインを突き抜ける場合、傾きは小さくなり、勢力は低下します。

結局、トレンドラインは現在の状況を示すものに過ぎず、未来を予測するものではありません。
しかし、株価が統計的な裏付けを持って推移する場合、トレンドラインはあたかも未来を指し示すかのように振る舞うこともまたあり得るのです。


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