不登校

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こんにちは。今は大学で歴史関係の学部にいるユウです(^ ^)

よくお母さん視点の不登校の子を育てているブログは拝見しますが、
最近の子供?子供だった人?が投稿しているものは見たことないなと思ってキーボードを打っています。

順番に私の当時の状況から説明しますね。
長いんで、時間がある時にどうぞ。

当時中学生の私は、割と真面目な子でした(笑)
宿題も毎日出すし、授業の質問もしに行くクラスに1人はいそうな子です。
だからこそなのか、先生からよく用事を頼まれるタイプでした( ´∀`)

あの時もその延長だったんでしょう。

担任の先生からクラスの1人への連絡を頼まれたのです。
私にはその時よく一緒に行動する子が3人いたのですが、
そのうちの1人が不登校になっていたので話を聞いてあげてほしいというのです。

まあ、私もその子と話がしたかったし、他の2人も連絡を取ると言うので、
週に1回程度、その子がしんどくならない範囲で電話をかけ始めました。

最初は良かったんです(^^)
お互い楽しかったので。

けれど、次第に他の2人に異変が起きました。
よくカウンセラーの方は気持ちをもらい過ぎてしまうために、
何年かに一回長めのお休みを取ると聞いたことがありますが、その時の
私たちはカウンセラーでも、大人でもありません。

2人も不登校になりました。

電話すると、みんな同じ反応、気持ちの落ち込みようで
元気な声は出すけれど中身の空っぽのその声に、
私も吸い寄せられるかの如く引きづり込まれました。
(きっと、学校で一人ぼっちになったのもあるんでしょうけど苦笑)

私も学校に行けなくなりました。

不登校の生徒は、
学校に
○(何かしらの理由で)行きたくない
    ○行きたいのにどうしても行けない

のどちらかな気がします。

あくまで不登校だったたくさんの子と話した時思ったことですが。

私は、最初「行きたくない。」と言っていました。

でもなぜか、いつの間にか、
「行けない。怖い。行かないといけないのに…行けない。」
に変わりました。

その頃から鬱状態だったのでしょう。

朝の母親の足音が怖い。
制服が怖い。
兄弟のおはようが怖い。

とにかく朝を連想させる日の光も、朝食の匂いも何もかもが恐怖でした。
(あっ、制服は学校の転入を機に、同じ学校だった妹に急いで献上しました)σ^_^;アハハ

お母さん方はこの頃、一番自分自身を責めたり、子供に当たってしまったり、色々葛藤するのでしょうか?

私の母はそんな感じでした。
完璧主義気質で出来ないということがあまり理解できないタイプの人で、
(今はだいぶ変わりましたよ( ^ω^ ))
うちは父方の祖母が隣に住んでいたりと近所に親戚が多いこともあり色々言われることがあったのでしょう。
朝から逃げないように声色を低くして部屋のドアを開け、
嫌がって泣く私を車で15分ほどの学校まで連れて行っていました。
ほぼ毎日。

まあ、結局行かなくて無言の圧のかけられながら家に戻るのですが。


皆さんはここまで見て、親が可哀想だと思わないのかと思いますよね。
思いますよ。申し訳ないなって。

家にいる間、寝ている間。ずっと、何かしらに怯えて謝罪しています。

明日が来ること。
学校に行けなかったこと。
みんなはが出来ることを自分が出来ないこと。
母さん父さんが働いたお金が、学費が無駄になっていること。
家族の中でいなくなればいい存在なんじゃないか。

本当に何もかもです。

「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…」
何度も電気の光も怖くてつけれない真っ暗な部屋で泣きながら頭を床に擦り付けてつぶやくのです…

何度もパニックになったり、包丁を首に当てたり、2階から飛ぼうとしたり、
色々しました。
物も壊しましたし。暴れ回るし、家から飛び出すし。
ケモノかな?ってくらい獰猛(苦笑)

あまり怒ることのない温厚な父もこの時はよく大きな声を出していました。
祖母もわざわざ部屋を訪ねてくれて、布団を剥ぎ取って怒りにきてくれました。
兄弟とは大喧嘩しました。

ここで知って欲しいのは、本人は一番自分がよくないことをしているのはわかっているのです。
人を殺してしまったのかなってくらいに自分を責めて。

心はやっぱり人間で、

「ごめんね。行けなくて」

何度もそう思うのです。行かないと、って。


そんなこんなでも。
中高一貫校だったので、高校には入れましたし、
一年生という節目もあって10月くらいまでは中学からしていた生徒会
(不登校なのに選んでもらえまして汗)と勉強どちらも頑張っていました。

けれど、無理してたんですかね。
色々立て続けに起きまして、体を壊して、

また不登校になりました

よくその体を壊すまでの間の話を友人にすると、どうやって生きてたんだよって言われます笑


その時の状態が以前により酷くて(精神面も体の壊し方も)
もうその普通の学校には、通えない状態でした。

そうして、通信制の高校(正式にはサポート校で籍は全日生)に入ることになります。

あっ、そこからは元気になりましたし、だんだんと通えるようになりましたので、ご安心を(^ ^)


長々と書いてしましましたが、私が言いたいのは、
不登校になったお子さん。そのお母さん。お父さん。
自分のことをお互いのことを責めないでください。
当事者である人も責めないでください。

お互いにイライラしてしまって本音は言えないかもしれません。
言わないからこそ保てている家族の形もあると思います。
感情をぶつけ合う事しかできない状況って必ず起こるものです。

私は、何度も何度も母に
「どうしてそんなに人の気持ちを裏切るの。」
って言われました。
当時は何を言っているのか私自身わかっていませんでした。

裏切っているつもりもなかったし、周りの人が怖くて仕方がなかったので。
(今は恥ずかしい限りです)

でも今は、両親と本当の家族になったのかなって思います。
職場での悩みを話してくれるようになったり、相談してくれるようになりました。
私は学校に通えていますしね。
少しずつありのままの自分も家族の前でも出せている気がします。
あっ、ケモノの方じゃないですよ!
人ね。人の方。

ここまでくるのに5年かかりました。
私ももうすぐ成人式です(^_^)


最後まで稚拙な文章を見てくださりありがとうございました。
うまく伝わっているか不安で仕方がありませんが、これを見ている誰かのためになることを祈ります。


では、また気が向いたら更新しますね。
多分夢日記になると思います。



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イラスト:楠木ユウ
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