おかえりなさい。
今日も一日お疲れさまでした。
またまた目にしたテレビ番組でウチのすぐ近所のパン屋さん
(僕がとても良く行くお店)に芸人さんがアポ無しで来るという
番組をやっていました。
以前、ある取材拒否のお店がSNSで有名になってしまい、
常連さんが行けなくなったという話を聴いたところでしたので、
少し考えてしまいましたが、そこの名物メロンパンが紹介されると
「美味いに決まっているじゃん」と思いました。
個人的にはもう一件、おススメを聴かれた人が答えていた担々麺のお店も「行ってみてよー」とつい思ってしまったのはファンならではの心理です。
キチンとファンでいるというのは、誰かに教えたくなるものなのでしょうね。
もちろん、誰にも教えたくないと感じることもまたあるのですが、
それとは別に「教えたい」と思う心理はよくわかります。
夏から薦めていた、クライアントのあるクラウドファンディングが良い結果を出して、170%の支持率で達成したと連絡がありました。
なんといってもクライアントの成功が僕はとっても嬉しいです。
今年の暑い夏に、エアコンが壊れたアトリエで保冷材の上に座って
オンライン会議を続けた結果です(笑)
「つい、誰かに話したくなるストーリー創り」
これは、広がります。
呼んだ人の胸をつき、このことを誰かに共有したくなる。
それはとても自然な行為です。
そのムーブメントを起こすのは、人の心に語り掛ける物語。
これが何より大切です。
口ではいろいろと言いたくなりますが、物語の前では素直になります。
特に、言葉で書かれたものは。
手紙はとても素直に感謝を伝え、その素直さは真っすぐな物語のように胸に迫る。だから泣けてしまう。
そんな物語は誰かと共有したくなります。
そうして「ね、いいでしょ?」と言いたくなります。
人は生きていれば、それは物語です。
語り口によって、その感じ方は変わってきますが。
語り口は大切です。
それが素敵でなければ『タイタニック』は沈む船にカップルがいた、になりますし、
『未知との遭遇』は電気屋のおっちゃんがUFOを目撃して乗っていった話です。
あなたには、多くの素敵な物語を持っている。
小粋な連作短編集です。
それを如何に語るのかが大切です。