少しいつもとは感じを変えまして・・・
僕は映画が好きで、映画を観てさまざまな知識を得たといってもいいでしょう。
人生最初の自己啓発は『スターウォーズ』のジェダイの騎士の教えでしょう。
オビ・ワンとヨーダはずっと僕のメンターです(笑)
そんな風に映画と共にありました。
そんな僕が好きな「ビジネス映画」としてお勧めするのは以下の通り。
モチベーションを上げていくのなら『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
レオナルド・デカプリオが伝説の株のブローカーであるジョーダン・ベルフォートを演じる欲望に満ち溢れたコメディ映画。
とてもモラル的に「素晴らしい」とは言えませんが、中で描かれている営業の精神に関してはとても気持ちが上がります。
劇中でジョーダンがスピーチする場面は、売れなくてくじけそうになった自分を鼓舞します(「よし、電話をかけろ」)
また多くのビジネス系ブロガーが引用するのが「ペンを売れ」のシーン。
ジョーダンが部下に「このペンを売ってみろ」と言います。部下たちはペンの性能などをアピールします。でも、それでは売れません。
ドラッグのディーラーは「書類にサインしろ」と言います。それにはペンが必要です。
【必要な場面】を創る。それが物を売る大切な要素だと語ります。
不謹慎で問題のあるシーンばかり(ワーナーブラザースは企画を拒否しました)ですが、その奥には真摯なビジネスのヒントが隠れています。
次にご紹介するのは『ワーキング・ガール』(1988年)
ずっとセクハラの対象でしかなく、努力を認められてこなかった女性主人公の感動的な(そして笑える)サクセスストーリーです。
もう随分と前の映画ですが、状況は今もあまり変わらないのかもしれませんね。
女性の職場での立場というものをハッキリと描いていて、憎まれ役の女上司を演じるシガニー・ウィーバーも、ストーリー的に悪役で怪物的な名演ですが、そうなってしまわないと生き残っていけなかったビジネスシーンを感じさせ、ただの悪役ではない所を感じさせます。それだけにカーリーサイモンの主題歌を聴くと胸を張って歩きたくなる高揚感溢れる楽しい傑作になっています。
そして起業する人におすすめなのが『ゴーストバスターズ』(1984年)
「え、あの『ゴーストバスターズ』?」と驚かれるかもしれません。あの『ゴーストバスターズ』です。
お化けたちの大騒動ばかり見てしまいますが、実は優れた「起業映画」です。
「街の人々が何に困っているのか?それを救うためのスキルは何か?どのようにして愛されるのか?」起業の基本がしっかりと描かれています。
図書館でお化けと遭遇した研究者が、それぞれの持っているスキルを持って起業。
設備投資、マーケティング、依頼の無い日々、その先にある成功と挫折、そこから復活し、街の人々に愛される会社となっていく様を描く、これは間違いなくビジネス映画の傑作です。
何気なく観ていた映画にも、起業のヒントは転がっています。
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