【マーケティング】3.そもそも”3C分析”とは?(基本と利用する上での注意点!)

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ビジネス・マーケティング
ココナラで、マーケティング・リサーチ支援を行なっておりますririと申します^^

おかげさまでリサーチの分野ではお気に入り1位になることができました。お気に入りに追加してくださった皆様、ご利用頂いた皆さま、ありがとうございます。2021年も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします!

これまで

についてご紹介しましたが
今日は、自社を取り巻く環境の分析を行うためのフレームワーク、
3C分析の基本と利用する上での注意点をご紹介します。



1.3C分析とは?

3C分析は、1982年に大前研一氏の著書、
『The Mind of the Strategist』で発表されたフレームワークです。
ビジネスには、複数の利害関係者が存在するものですが、その中でも重要な
「顧客(Customer)」
「競合(Competitor)」
「自社(Company)」
という3つのCについて分析することで、
お客様のニーズ(KBF)ビジネスを成功させるためのポイント(KSF)を見出し、事業の方向性・戦略を決定する、というフレームワークです。
わかりやすく、非常にシンプルなフレームワークのため、広くビジネスで用いられています。 

2.分析のポイントと流れ

次にそれぞれで整理・確認するポイントを確認していきます。

「顧客(Customer)」
・市場規模や市場の構造
・顧客はどんなニーズがあるのか
・顧客はどのような行動特性があるのか


「競合(Competitor)」
・競合となる企業の数やシェア
・競合の差別化ポイントや強み弱み
・競合の戦略


「自社(Company)」
・自社の経営理念や戦略
・自社の強み・弱み
・自社のリソースをどこに配分しているか


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上記のそれぞれの情報を集めて分析をしたら、


KBF=お客様は何を求めているのか?顧客が購入に踏み切る要素は何か?
KSF=競合に勝ち、業界で成功を収めるにはどうしたら良いのか?


を導き出し、自社のとるべき戦略を決定していきます。

3.利用する上での注意点

このようにシンプルで使い勝手の良い3C分析ですが、いくつか注意点がありますので、最後に確認していきましょう。

1.情報収集をしっかり(量・質)行う
量の面では、分析をする上で十分な市場や競合の情報がないと、分析が正しく行えない可能性があります。
また質の面でも、収集情報が間違っていた場合は正しい戦略を導けない可能性があります。外部の情報ソースを使う場合には複数のソースを利用するなど、情報の正確性を意識して分析を行うことが必要です。

2.分析の対象範囲が正しいか確認する
1つの企業が複数の製品を扱っている場合は、企業単位での分析はうまく行えない可能性があリます。
その場合は対象とする商品・製品に絞って分析を行うことが必要です。

3.順番に気をつける
3C分析で大切なのは「顧客のニーズを知ること」です。
ついつい情報のある自社の視点から初めてしまいがちですが、
まずは顧客の視点、次に競合の動きを確認し、最後が自社の視点となります。
この優先順位を間違えないことが大切になります。


4.まとめ

今日は3C分析の基本と利用する上での注意点をご紹介しました。
3C分析は、担当者がまとめて終わり!ではなく
資料にまとめて共有することで関係者と共通認識を持つことができます。

「今まで整理したことがない・・・」

という方にはぜひ一度整理することをおすすめします^^
ご依頼もお待ちしております♪



ここまで、
PEST分析で外部環境の分析、
5Force分析で業界内部の分析、
3C分析で自社を取り巻く環境の分析をしました。
これらで得た情報を組み合わせ、SWOT分析を行います。
次回はこの「SWOT分析」をご紹介します!



ここまで読んでいただきありがとうございます♪


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