以前にも書きましたが、タロットカードにはコートカードと呼ばれる、人物の絵柄が書かれたカードが16枚あります。
ペイジ(少年)
ナイト(青年)
クイーン(大人の女性)
キング(大人の男性)
この4種類の人物が描かれています。
カップを持っていたり、剣をかざしていたり・・と微妙に絵柄は異なりますが、それぞれ個性があります。
これらの人物カードは、自分自身や相談内容のお相手を表すこともありますが、相談者様の周囲の人で問題の鍵を握る人物として出ることも多いです。
例えば、復縁の占いで鑑定した場合、このようなカードが展開されたとします↓
鍵を握る人物としてペンタクルのクイーンが逆位置で出ています。
彼と喧嘩した後、連絡がつかなくなってもう半年・・。
彼はまだ私に気持ちがあるのだろうか?やり直すことができるのだろうか?
という疑問を抱いたいた場合、このクイーンがキーパーソンとして浮かびあがってきます。
恐らく彼の周囲にいる女性で、彼を支えながらも、彼にしっかりと頼る、やや依存傾向の女性がいる可能性があります。
近くのカードにカップ3が出ていることから、一見仲のいい友達のふりをしながら、彼に近づき、相談者様が遠慮している間に、二人の仲にすっと入りこんでいるのかもしれません。
これは、実際に彼との交友関係を通して、そのような女性がいないかどうか?
相談者様ご自身で心当たりを探るしか、最後の確認はできません。
もし、心当たりがあるなら、交友関係に少し観察し、彼と女友達(特に少し控えめで依存傾向のある女性)を交えての交流は警戒した方がいいでしょう。
同じような印象で鍵を握る人物は他にも出てくるかもしれませんが、この人かも?と少し感じたら、あまり信用しすぎないほうがいいでしょう。
こういう結果が出ると、疑心暗鬼になってしまういかもしれませんが、人物カードは幸運を運んでくれる周囲のキーパーソンとして出てくることも多いです。
例えば、すごく苦しい情報で悩み、停滞している状況が続いている場合、近くにソードのキングのカードが出た場合、
相談者の悩みをバサッとと切り崩し、解決への助け舟を出してくれるヒーローが登場している可能性があります。
周囲に人を注意深く観察し、ソードのナイトが示唆するような人物が出ている時は、その人の意見を聞いたり、サポートを受けて正解です。
ちなみに各人物の性格的な特徴は男女、年齢問わす共通です。
ナイトでも現実世界には女性として登場する場合もありますし、
クイーンでも、男性として登場している場合もあります。
内面や雰囲気がカードの絵柄のような人、という点さえおさえていれば大丈夫です。
タロットカードの中でも、人物カードは比較的、意味が強いカードです。
他のカードの意味踏まえながら、参考にしてみると大きな発見があるでしょう。