夢を叶えたが幸せになれない

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コラム

小さい頃の夢は、自分のお店を持つこと!

外資系アパレルで4年勤務後、独立しセレクトショップをオープンした。

当時HIPHOPやREGGAEが好きだったため、ストリート系のブランドを集め宇都宮のエリアで展開していた。知り合いも多くいたため売り上げは好調。会社に縛られない仕事は、毎日の勤務でも疲れを感じないほどだった。

好きで仕入れた商品を好んで買っていただけることに日々感謝と感動をしていた。

オープンから一年後、自宅からお店に向かう中、黄色から赤に変わった信号

止まった車内で、ハンドルを持つ手が急に震えだした。

理由は

夢を叶えた一年後に、周りに誰もいなかった。

売上に恵まれ、タイミングにも恵まれ、他の人から見れば順風満帆だったと思う。

けど、一日一日過ごしていく中で、心は空っぽになっていた。

夢は、お店を出すこと。

それがいけなかった。そんな夢誰でも叶う。

「何のために。」がぽっかりと空いていた。目的もない夢なんて1日あれば剥がれる脆いものだ。

オープンして一年後、在庫100万円ほどを抱え閉店を迎えた。

もし夢を書き換えれたら

「感謝してもらえるお店を作り、たくさんの仲間と共に街を作る。」

出店は目標となり、一年後に何をすべきか明確だったはず。

夢は、叶えるためにある、は間違っていない。夢を見ることも間違っていない。

何のための夢なのかが大切なんだ。


夢は叶わないが幸せになれる

失いたくないものは、大切なもの。夢を追いかけることが何よりも大切なわけで、誰と夢を叶えるのか、どうやって夢を追い続けるのかが大切なんだ。

幸せとは、誰かとつながり合うこと。それは日常の当たり前の瞬間にあるものなんだ。


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