「精神疾患」に対する意識が変わると生き方が変わる

記事
コラム
皆さん、こんにちは!
☆メンタルヘルスナビゲーター☆濵野功一です

今日は、うつ病やパニック障害、統合失調症、依存症、強迫性障
害、双極性障害、適応障害など、数多ある「精神疾患」について、
患者様やそのご家族などが「精神疾患」に対して、生きていく上で
それを「ハンデキャップ」として単に「病気」あるいは「障害」として捉えるか。
または、その「ハンデキャップ」を克服して、生きていく為に、特別なアクションを起こすことで、簡単には発揮できない「潜在能力」を引き出す「マスター鍵」として捉え意識を持つかによって「生き方」が劇的に変わるという事について書かせて戴きたいと思います。

「精神疾患」とは、そもそもが脳の器質的障害または機能的障害
によって、精神や行動における特定の症状を呈することにより、機
能的な障害を伴っており、著しい苦痛や社会的な機能の低下を
伴っているものであるとされています。
その原因としては
①「心因性のもの」
②「外因性のもの」
③「内因性のもの」
に分けられています。

大脳生理学的には未だ解明されていない「精神疾患」のメカニズ
ムは、西洋医学の観点から言わせれば、何らかの刺激(①~③)
によって引き起こされる、機能的な障害だと説明づけられていま
す。
しかし、解明できていないものを、仮説の段階で学説的にこじつ
け、精神や行動における特定の著しい苦痛や社会的な機能の低
下を伴っている症状を、薬物によって脳内伝達物質を強制的に抑
制し、または苦痛を軽減させる脳内伝達物質の分泌を促進したり
する「対処療法」に偏っているのは如何なものでしょうか。
科学は、目に見えないものや数値化できないものを認めません。
普遍性・客観性・再現性を伴わないものは科学として認めないと
いう、偏屈なこだわりがあります。

宇宙の森羅万象の原理原則より、人間が理論的に説明でき確証
できる事の方が優先であるという傲りがあります。
ならば、なぜ目に見えない「意識」というものについては、認めて
いるのでしょうか。そこに科学の矛盾を感じます。
大脳生理学的に、意識のメカニズムは解明されていないにも関
わらず、事象として存在する「意識」については、目に見えないも
のをどういう根拠で理論づけたのかは知りませんが、
「顕在意識」と「潜在意識」があるということを仮説づけています。

「顕在意識」が人間の意識全体の1%で、残りの99%は「潜在意
識」であると説いています。
にも関わらず、顕在化している「精神疾患」については、その症状
のみにしか目を向けず、医師の処方による「薬物療法」や、臨床
心理士による「カウンセリング」、「認知行動療法」などが行わ
れています。「潜在意識」には、直接何もアプローチしていません。

「精神疾患」の、精神や行動における特定の症状を呈することに
よる機能的な障害の為に引き起こされる、著しい苦痛や社会的な
機能の低下を伴っているものに対してのみ視点を向け、患者様の
主体性は、まるで尊重されていないのが現実です。

医師や臨床心理士などが悪いと言ってるのではありません。
その、患者様の主体性を第一義としない医療体制に問題がある
と思うのです。
その反面、近年は「補完・代替医療」において「潜在意識」に着目
したセッションが多く行われるようになってきて、今では多くのセラ
ピストやスピリチュアルカウンセラーなどが患者様の主体性を尊
重したセッションを実施することによって、これまで長年通い続け
た病院では治らなかった「精神疾患」が「補完・代替医療」の施術
により治った例は数えきれないくらいあります。

前置きが長くなりましたが、ここから本題に入ります。
「精神疾患」というのは、過去に起きた要因から発症したり、環境
が影響したり、遺伝的なものなどもありますが、それを記憶し司って
るのは「意識」です。大脳生理学的に言えば「前頭葉」にその機能が
備わっています。
その意識の中でも「潜在意識」に、その全ての機能が備わっている
にもかかわらず人間が通常、自ら操作できない自動操縦席のような
ものがあります。

「精神疾患」により、不安や恐怖感、幻覚、妄想、抑うつ症状、パ
ニック、不眠、拒食、依存症などは、これらは全て本能的な「自己
防衛反応」でありながら、精神疾患の特定の症状として呈される
とされているのです。

脳の活動を司っているのは、目に見えない「意識」であり、その
「意識」の源は、宇宙レベルでのエネルギーである「力への意思」
なのです。
宗教的な神などと大きく異なり、『森羅万象を司る、原理原則・摂
理・法則・実相・真理』など呼ばれる、それそのものです。
これらは、人間がいくら変えようとも変えられない絶対普遍のもの
です。

「精神疾患」を作りだしているのは、ある行為を起こす事、あるい
は行為を受ける事で伴う苦痛を避ける為に、人間皆に備わってい
る「自己防衛反応」が「不安」という形で精神に警告し、その行為
を避けよと信号を発します。
苦痛を伴う症状において、全てこれは共通します。
例えば幻覚や妄想は、そのほとんどがポジティブなものではあり
ません。

自分の思考の中にフラストレーションとなる刺激が迫っていると錯
覚したとき、潜在意識の中で、苦痛から避けよという信号が発し、
顕在意識でその苦痛を予測または再現し、自分が意図しない幻
覚や妄想を呈することで異常行為を起こし、本来受けるはずであ
った苦痛を避けることはできているのですが、本来の自分の思考
を脅かすものからは根本的には解放されていないので、自分で
は操縦がきかない潜在意識の中で次から次へと作り出された錯
覚が、幻覚や幻聴となって感覚に現れてくるのです。

妄想も、例えば「盗られ妄想」などは、自分が大事にしている物を
誰かに盗られないように、どこかに隠すのですが、記憶を司る脳
の分野が故障している為、自分がその物をどこに隠したか分から
なくなり、「自己防衛反応」で「誰かが盗った」と思い込んでしまう
症状です。
そのために生じる不安や憤りを家族やヘルパーなどに向けられ、
「あんたが盗った」と攻撃をするという異常行動に出てしまいま
す。
これも「潜在意識」での、不安を避けるために送られた信号によっ
て引き起こしてしまう行為です。
本人に悪気はないのです。
「不安」を訴えかけているのです。
なので、先ずはその気持ちに寄り添い、一緒になって探してあげ
ることで、その物が見つかって安心され謝られることもあります。
「否定」から始まると、返って本人の感情を逆撫でしてしまい、良
い結果にはなれません。

こうして述べてきたことからお分かり戴けたと思いますが、ここで
理解して戴きたいことは、根底には「潜在意識」にインプットされ
た「自己防衛反応」によって、様々な「精神疾患」の症状は顕れて
いるという事です。

この、意識の中で解明されていない99%の「潜在意識」を無視し
て、現代の精神医学の概念で「精神疾患」が快復する方法論など
議論も開発もされるはずがありません。
脳の異常なので、不可逆的に治らないと決めつけてしまう、現在
の西洋医学の概念は明らかに誤謬だと言えるでしょう。
次世代型医療は、治療者側主体の医療ではなく、患者側主体の
医療になっていきます。
なので、患者様やその御家族様等は、精神の「異常」である、「病
気」であるというネガティブな考え方は、今日から変えて戴きたい
のです。

うつ病も、ストレス耐性のリミッターを超えてしまったが為に、生命
を守るため、心と体を安静にし、「自己療能力」で潜在意識からの
エネルギーを蓄えるモードに入っているので、心と体のエネルギ
ーを消費させないように「鬱」という状態に入ります。
クマが冬に冬眠をするように、無駄にエネルギーを消費しない為
に、本能的にとる心身のバランス調整を図っているという状態で
あり、決して「異常」であるとか「病気」であるとか、医者の言いな
りに受け取らないで戴きたいのです。

抑うつ状態で何も出来ない状態であれば、無理に何かする事は
ないのです。
まずは安静にじっとしていればいいのです。
「自然療能力」で、ある程度エネルギーが回復してくると、「動きた
い」という欲求が出てきます。
その時に、エネルギーをどう使うかに注意して下さい。
回復したエネルギーの使い方によって、状態は良くも悪くもなりま
す。

鬱の自分を責めたり、誰かを責めたりなど、ネガティブな感情にな
りたいのなら、心はそのように働きます。
自分の心に聴いて、快復するには何をしたらいいかを考え、「不
安」の症状で苦痛なのであれば、紙に自分が不安に思っているこ
とを全て紙に書き出してみて、自分が何に悩んでいるのかを書くこと
によって思考の状態を明確に整理し、一番何に悩んでいるのか、一番
解決したいことは何かを項目順に並べ、must(必須)の項目に〇
をつけ、解決するためには何をしたらいいのかを、思いつくままに
書き出してみて下さい。
そして、できることからそれを実践してみてくだい。
医者に指示された事だけをする受動的な気持ちではなく、あなた
の「意識」の問題ですから、あなたでなければ分からない克服法
が必ずあるのです。

精神病院に行けば、たった「不安です」「眠れません」と言っただ
けで病名をつけられ、病人にさせられます。
そして、薬物療法中心のロジックに巻き込まれ、本来の脳の働き
を抑制し、最悪の場合は二次障害を引き起こし、もっと重篤化し
てしまいます。
薬物療法自体が悪いと言ってるのではありません。
急性期の治療には薬はもちろん必要です。
ただ、薬だけで治すという偏った考え方が誤っていると言いたい
のです。

「精神疾患」は、様々な要因があるにしろ、自分の「意識」が作り
出しているものです。
マイナスに考え続ければマイナスな結果に働き、プラスに考え続
ければプラスな結果に働きます。
つまり「そう思えば、そう。」ということです。

「精神疾患」は「潜在意識」の開化によって克服することは、間違
いなく可能です。
私がそうでしたから、私が証人です。
「潜在能力」を引き出す「マスター鍵」は、必ずあなた自身が持っ
ています。
あなたが「精神疾患」から克服するためには、あなたが克服する
ために必要な人や物、環境や生活スタイル、学びや言葉ひとつひ
とつを厳選する意識を持つ事が大切です。
そして、克服の為に必要のないそれらに対しては、徹底的に排除
していく勇気と心構えが必要です。
依存や執着によって、様々な葛藤に苛まれる事もあると思います。
しかし、そこは乗り越えなければなりません。
克服の為に必要のないものは断捨離する勇気が必要です。
背中を後押ししてほしいのなら、私に頼ってください。

克服するための条件を満たせば、必ず、克服できるのは当然の
理です。
あなたが「精神疾患」から克服する「意識」を高める為に、自分に
何が必要で何が必要でないのかをリストアップしてみて下さい。
そして、必要なものを手にするにはどうすればいいのか、まずは
計画を立て始めてみて下さい。
あなた自身で決断し、あなたの「潜在能力」を引き出す「マスター
鍵」を見つけ出して下さい。

あなたの心のポケットの中には必要なものと必要でないものが、
ごちゃ混ぜになっています。
一回、全部取り出して、整理して、必要なものだけをチョイスする
のです。

その中に、あなただけの
オンリーの「マスター鍵」は、必ずあります!
その「マスター鍵」は、「あなたらしさ」を象徴するものです。
そして、その「マスター鍵」を握りしめ、「精神疾患」というマイナス
な「意識」の思い込みによる幻惑の世界の扉を、次から次へと蹴り開け
て、そこから飛び出してください!
正しい行動を起こしてください!正しい行動には正しい結果が得られます。
そうすれば、あなたの生き方は良い方向に必ず変わるということを
約束します。

最後まで、ご高覧ありがとうございました。
             ☆メンタルヘルスナビゲーター☆濵野功一 
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