問題集は絞ったほうがいい? TOEIC質問箱

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こんにちは高橋です。

僕自身が学生ではないので、社会人から相談を受けることのほうが多いですが、そのときは必ず問題集を絞ってくださいと伝えてしまっています。

特にTOEICの場合は、『公式問題集』以外基本やる必要がないので、補助教材以外は買わないように強くすすめています。

薬学博士で記憶に関する著述も多い池谷裕二さんは、理想的な復習のスパンについて次のように語っています。


学習した翌日に、1回目
その1週間後に、2回目
2回目の復習から2週間後に、3回目
3回目の復習から1か月後に、4回目
『受験脳の作り方』より引用


これが理想だとすると、初見も含めて最低でも5回、同じテキストに触れる必要があるということです。

大抵の人はここまでやりません。

ただ復習をしっかりしていなければ、あなたもしょっちゅう経験しているように、復習したつもりになっているところを本番で突かれて泣きを見ることになります。

僕が800点目前で点数があがらなくなってしまったときは、模試(形式の問題集)をひたすら解きまくるという悪循環に陥っていました。

模試を解く→満足な結果が出ないので次の模試を解く→少しいい成績が出たのでもう少しいい点を取りたいと欲が出る→結局最初に解いた模試よりも正解できずに凹む→再び模試に手を出す

という感じです。

もちろん、以下エンドレスで同じことを繰り返すことになります。

物事を定着させるには復習の質と回数がとにかく大事になってきます。

TOEICの場合はありがたいことに本番の答えが9割9分『公式問題集』に書いてあります。

だから、この『公式問題集』をどれだけしつこく復習するか、ということ以外に注力する部分はありません。

本棚に問題集がたまってきたら、一度自分の復習方法を点検してみることがおすすめです。



●追伸
使える時間が限られている場合はとにかく隙間の時間をかき集めるようにして有効利用することも大切になってきます。

僕の場合は耳をフル活用しています。

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