パート2の取りこぼしをなくすために何をやったのか? TOEIC質問箱

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こんにちは高橋です。

僕はTOEICのリスニングを比較的得意としてきて、2019年以降470点より低い点を取ったことがありません。

特に得意なのがパート2の短文応答問題です。

この部分に関しては、公式問題集でも本番でもここ数年はほぼ取りこぼしをしていません。

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僕の勉強方法はいたってシンプルです。

隙間の時間を利用して常に英語を聴いてきました。


リスニングの訓練で英語を聴くなんて当たり前じゃないか!


という声と、


そんなことで点数があがるわけがないじゃないか! 


という怒りの声を同時に聞いた気がしましたが(どちらも面と向かって実際に言われたことがあります)、事実僕は、隙間の時間をフル活用してTOEICのリスニングの点数を上げてきました。

僕の場合は、映画もドラマも小説も全部MP3にして聴いてしまうということをよくやっていました(映画、ドラマに関しては今は家で映像と一緒に観るようにしています)。

映画やドラマだったら当然登場人物のセリフが中心になります。

小説でも地の文章が少なく、セリフが続くものも多くあります。

こういう素材を聞くときに特に注意していたのが、人間同士の関係を聴くということです。

意味というのは、人間の関係の中にしかありません。

I’m sorry.という中学生が習う文章は、単に謝っている場合もあれば、お悔み申し上げます(I’m so sorry for your loss.)に近い意味になることだってあります。

これは、人間同士の関係が違うから意味が違うわけです。

TOEICのパート2のセクションというのは、いってみればずっと人間の関係が問われているようなパートです。

だとすると、一番ものを言うのはどれだけ人間の関係を知っているのか、ということです。

この部分を鍛えるのには、映画やドラマ、小説というのはこれ以上ない素材です。

リスニングを鍛えるという話になると、すぐにディクテーションやシャドーイングの話になってしまいますが、僕自身もそうであるように、なかなか声に出す機会に恵まれない(勉強する場所などの関係で)人もいるはずです。

ではそういう人がリスニング能力があがらないのか、といったらそんなことはありません。

僕は、声に出す訓練をせずにTOEICのリスニングは480点になりました(2022年にはリスニング満点も獲得)。

工夫と考えた方次第でリスニング力はいくらでも鍛えることができます。

ついでに言っておくと、発音できない音はまったく聞きとることができないというような、正確ではない常識から離れることもまた大切になります。



●追伸
1日1~2時間の勉強時間は極力英語を読む時間に振り分けたいので、僕のリスニングの勉強はいまでもとても少ないです。

時間は有限ですが、工夫は無限にできます。



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