こんにちは高橋です。
ディクテーションやシャドーイングを勉強に取り入れているのか? というのも本当によく聞かれることです。
僕の場合で言えば、TOEICの点数が900点を超えるまで、英語を声にだす勉強をほとんどしたことがありませんでした。
声に出せる環境で勉強することがほとんどなかったので、できなかった、というのが正確な言い方ですが、とにかく、声に出すことを取り入れたのは950点を超えたつい最近になってからです。
正確な発音にこだわるのは大事なことで、どんどん取り入れるべきだと思います。
ただ、日本人の場合、発音コンプレックスのようなものがより強いために声に出すことが推奨されている面も結構あると思います。
さらに言うと英語が上手い人=RとLの発音の区別が完璧にできる人、などというつまらない考えによっている部分もあると思います。
ソニーの創始者の一人である盛田昭夫さんは生前、英語がうまい外国人と称されたことがあります。
盛田さんが英語を話している動画がyoutubeにアップされているのでぜひ視聴してみてください。
たぶんRとLの区別のない典型的なジャパニーズイングリッシュだということに驚くはずです。
発音がうまいから英語がうまいのではなく、話している内容に意味があるからうまいと言われるわけです。
一番大事なのは英語で何をいうのか、というところであって、どれだけネイティブと同じ発音ができるということではないと確認しておいてもいいはずです。
僕の経験で言うと、リスニングもリーディングと同じように語彙力があがってくれば、わかる部分(聞こえる部分)が増えてきます。
だから、まずやるべきなのは、あるいは平行してやるべきなのは語彙力の強化だと言えます。
ちなみに僕は年中、英語を聞いているので、あえてリーディング問題の復習をすることなく、900点を超えました。
語彙力強化のために耳を活用したのが奏功したということになります。
●追伸
僕は900点を超えてからTOEICの点数があがらないという相談をよく受けるようになりしたが、そういう人の大半がディクテーションやシャドーイングを早い段階から取り入れています。
繰り返しですが、語彙力があがってくればわかる範囲というのは各段に広がります。
まず、語彙の強化に集中してみるのが特におすすめです。