オレキシン発見者が書いた本2:「こころ」はいかにして生まれるのか

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コラム
この本は、最新脳科学で解き明かす「情動」について書いたサイエンス書です。講談社のブルーバックス。脳科学研究の最終ゴールは、「こころ」です。神経科学者は海外の研究者数が圧倒的に多いので、それらの海外の研究論文をかなり読破され、研究成果や実験内容が整理されて書かれています。
 脳の情報処理システムから「こころ」を動かす物質とホルモンまで広範囲にわたって書かれたものです。
 情動=情動体験(≓感情)+情動表出(身体反応)
 知性のみならず、「こころ」を理解しなければ、脳の働き方を本当に理解することはできない。AIが注目されているいまだからこそ、「こころ」を扱ってみたいと考えて、この本を書いたそうです。
書名:「こころ」はいかにして生まれるのか
著者:櫻井 武、発行所:講談社、発行日:2018年10月20日 第1冊発行
定価:1000円(税別)
 この本は、過去の研究を確認でき、「心」ではなく、抽象的な「こころ」の概念をいろいろな観点から考察することができます。

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