「この世界は仮想現実だった」

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コラム

私たちの住む、この世界は、果たして本当に存在しているのでしょうか?

実は、この世界は、「仮想現実」なのです。

これは有名な実験ですが、
「二重スリット実験」というものがあります。

全ての物質は原子で構成され、今ではその原子も、更に小さな素粒子から形成されていることが分かっています。

原子を「原子銃」というもので壁に撃ち込むのですが、その際、原子銃と壁の間に、一枚の板を立て、その板に二本のスリットを入れます。

そのまま、原子を壁に向かって撃ち込むとどうなると思いますか?

まあ、普通はそのスリットの形通りに二本の線が浮かび上がると思いますよね。

ところが、実際には壁に「干渉縞」と呼ばれる波紋のような模様が浮かび上がったのです。

驚くのはまだ早いです。

今度はその板の付近に観測装置を設置して、同じ実験を行うと、なんと、壁には、二本の線がくっきりと浮かび上がったのです。

これはどういうことを表しているのでしょうか?

つまり、原子は粒子と波動の二重性を持っているということです。

しかも、普段は波動の性質を持っている原子が、観測された途端に粒子として、収束するという事実が分かりました。

これはゲームなどに例えると分かりやすいです。

「レンダリング」というコンピューターの処理があって、例えば、ゲーム画面には、処理された情報が、形を持ったものとして表されますが、それ以外のものはただの情報として、存在していて、プレイヤーが見た瞬間に、形を持ったものとして現れる、ということです。

この世界も同様に、私たちが見るまでは、全てはただの情報として、形を持たずに存在していて、私たちが見た瞬間に、物質として収束する、ということなのです。

私たちが見るから、この世界は、現れるのです。

この世界が仮想現実だったなんて、本当に驚きですよね。

それを踏まえて生きると、仮想現実であるが故に、何でも自由なんだな、ということに気付かされます。




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