「新・恋愛論」

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コラム

恋愛というものは実に不思議なものだ。

世の中に蔓延る所謂「恋愛論」みたいなものがどれだけ実際の恋愛に役に立つと言うのだろう。

また、やたらと目にする「モテテク」というものも本当に小手先のテクニックという感じがして、思わず失笑を禁じ得ない。

恋愛において、果たしてそんなに駆け引きというものが必要なのか?と思ってしまう。
もっとストレートに愛情表現をして、素直に相手を愛せばいいのではないだろうか。

好きだから「好き」と言い、愛してるから「愛してる」と言う。
それ以外に大切なことがあるだろうか?

相手を想い、愛しいと思う気持ちは何より貴重で素晴らしいものだ。
この地球に生まれ、多くの人の中から巡り会ったのである。
それだけでも凄いことだし、ある意味それは奇跡でもある。
そんな相手を思いやり、精一杯愛してあげることが一番大切で、余計なことを色々考えるからややこしいことになる。

一番大切なのは、フィーリングでも、ノリでも、価値観ですらない。
愛情があるかどうか、である。
他の外部要因も色々あるだろうが、それに縛られるからみんな不幸になってしまう。

恋愛はひとりでするものではない。
どちらかの気持ちが離れると、そこでその恋愛は終わりを迎えてしまう。
とても儚いものなのだ。

どんなに愛を誓い合ったカップルもちょっとしたことで別れのときを迎えることになる。
所詮は口約束だから、と言っても契約書を交わしたらどうにかなるか、と言ったらそういう訳でもない。

恋愛とはそういうものだ。

だから、今の状況を楽しむしかない。
現在の愛の形を心の底から楽しみ、また恋愛の儚さを自覚した上で、恋愛の素晴らしさを感じてほしい。

恋愛とは何事にも替え難い、尊く、美しいものなのだ。



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