【自分の持つ宝物ってなに?】新規ビジネスを立ち上げたいけどやり方が分からない?!

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ビジネス・マーケティング
会社員生活を10年も続けていると、一度や二度は、こんな機会?チャンス?というか、上からのお達しの経験があったと思う。

「当社は今期の売上目標からして、あと◯◯億円のギャップがある。それを埋めるために、新規事業の開発を各自が意識して行うこと!」ってね。
まあ、言葉は多少違ったとしても、
・「新しい取引先を探せ」
・「新しい売り方を探せ」
・「新しい領域での商品・サービスを作り出せ」

みたいな言い方で、新規事業の開発や立ち上げを命じられたことが、経験ないかな?

とくにいま提供中のサービスのライフサイクルが成長期の後半を迎えた頃からかな…
それを薄々感じ始めた経営層からこれはまずいんじゃないかと意見が出され、直ぐに部下に落とし込まれてくるパターンが多いと思
うんだ。

オレもこの会社に入って11年目だけど、プロジェクトとして新規事業の立ち上げに絡んだことが過去に2回あるよ。いずれも、当時のサービスの売上が前年比を越えるのが難しいと現場の肌感覚でも感じられる頃にこのお達しがあったなぁ…。オレは変わりもの好きなので、そう言う機会があるときには、必ず手を上げて参画するようにしている。

そういう話がある頃には、だいたいは営業やってても、「なんか以前に比べて売れなくなってきたよなあ」だとか「新規の取引先が前は、頻繁に立ち上がっていたのに最近は聞かなくなったなあ」とか、営業現場でも薄々感じ出しているんだよね。  

さあ、そうなったらどうする?
既存の売り方にしがみついて、前年比割れを起こした対処療法でやり過ごすか?それとも、新しい売り方や取引先を探す方へ行くか?二者択一のチャーンス…。

朝活メンバーの中では、新規事業の開発の方へ行くタイプの方が多かった。みんな朝活来るくらいの人たちなので、前向きな人たちが多いのだろうと思う。(チャンスがあれば、自分でビジネスを興したいと心の中では思っているじゃないかな?!)

でも、実際の部署だと、新規事業開発のプロジェクトへ立候補する人って、ほんの一握りだね。300人くらいの営業がいる本部で、そのうち10人くらいが手を挙げるって感じかな。

・今までの営業手法や販路に限界を感じていた人
・ここらで一つ、実績を残して出世したいと思っている人
・純粋に面白そうだから!と思っている人

こんな動機での輩が集まってくる。前回の場合だと、飛び抜けた営業実績を上げた奴もいたし、普段の営業実績はパッとしないけど、なぜか取引先や代理店さんとの関係がうまく築けているタイプもいた。今でも当時の新規立ち上げに絡んだメンバーの顔が目に浮かぶもんだね。個性豊かなメンバーが集まるものだというのと、通常業務とは異なる、特殊任務に携わったメンバーだったから印象的なのかもな…? 

さてさて、メンバーは揃った。じゃあ次にどうしようか?何をどう立ち上げようか?ということになるんだけど、まあ、どんな奴もすぐにはビジネスは立ち上がらないよね。

プロジェクト発足して、1週間後に、「新規事業が立ち上がりました!」なんて話し聞いたことないし、そんなこと聞いたら疑っちゃうよね。前々から準備していたものが、ちょうどこのタイミングで契約に繋がっただけなんじゃないのか?とね。

そういうオレも、実は直近でも新規事業開発に直近で携わった経験があるんだ。1年くらい前の上期のキックオフでのこと。

本部長から、
「今期には、新規ビジネスの開拓を専門部隊を作って行おうと思う。商材は、今の本業とは絡んでも良いし、まったくの異業種でも構わない。既存の販路に頼らないで利益があがる仕組みを作りたい。仕組み、仕掛けで、利益や顧客開拓がし続けられるものになればなお良い。 結果が出なければ、半年後には解散!」

こんなお達しだったと思う。ちゃんとキックオフのプレゼン資料に盛り込まれてたよ。口頭だけじゃなく、正式なプロジェクトの発足と明言されていたので、我こそは!と何名かは本気で参画したいと思ったんじゃないかな。

メンバーの条件としては、「常識外の発想と機動力と実現力」そして、「結果が出なければ、半年後には解散!」という背水の陣で挑めるか?

さーて、りょうすけならどうする?
安泰の生活から、まったく先が見えないプロジェクトへ参加する?まあ、会社員なので、給料体系は変わらないかもしれないけど、評価の見られ方が大きく変わるよね。予算対比の実績評価型から、「半期6ヶ月間中に、利益◯千万が見込めるビジネスを立ち上げ、稼働し始めていること」という成果報酬型、ある種の社内起業家になるんだからね。

さて、りょうすけがそのメンバーに入ったならどうする?
何を売ろうか?誰に売ろうか?どうやって売ろうか?
それも6ヶ月間で成果が出せるように…。

「おまえらが立ち上げるビジネスが、世界を変えるビジネスになることを意識して考えるんだ」という大義名分も付いたりして…。結構、過酷に思える条件かもしれないよね。

オレ自身、それでもそのプロジェクトメンバーに選ばれたからには、結果を何が何でも出さなければと頑張ったよ。このプロジェクトの話が明るみに出はじめた頃から、通常業務にちょっとマンネリを感じていたので、メンバーに入ることを視野に入れていて即立候補したし、少しだけマーケティングの本を読んだりして勉強していたんだ。いつかそれを業務に活かしたいと思っていたんだ。

何かやりたいんだったら、まずは先に準備しておくことが大切なんじゃないかとオレは思うよ。「自分だったらこうするよな」だったり、「自分だったらああしてみたい」がイメージできている状態にしておく。それでいて、チャンスを来るのを待つんだ。いつでもそのときが来たら、即手をあげられるようにね。

りょうすけは、何かやってみたいと思うことってあるかな?
試してみたい営業手法でも、業務の改善方法でも何でもいいんだけどね。あるんだったら、その技を自分なりに磨いておくべきじゃないかなと思うんだ。いつでも直ぐに使えるように歯を研いでおく。そうしてそのチャンスが来るのを待つ。備えあれば憂いなし。
やっておいて損することはないと思うよ。

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