【実話不思議話】仏壇の横の小さい部屋のお話

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 前世占い師の立花です。
 今日は私のであった不思議なお話です。

 私の実家は私自身が育った家と祖父母が住んでいた家、二つの家が同じ敷地内に離れて立っていました。
 これはその祖父母の家のお話です

 祖父母の家には、仏壇と神棚を置いている「おもて」と呼ばれる10畳くらいの部屋がありました。
 そこはイベントをする部屋で、祖父が亡くなった時はその部屋でお葬式をしました。
 その部屋の隣に4.5畳ぐらいの部屋がありました。

 これが問題の部屋なんです。
 家庭内の事情で、この部屋に住んでいたことがあります。
 荷物やタンスを入れているので、布団を引くといっぱいいっぱい。
 仏壇部屋と隔てているのは、襖。
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 我が家には猫が数匹いました。野良猫もわが物顔でやってくるので、もう何匹飼っているのかわからないおおらかな家でした。

 その猫たちが近寄らないんですよね。その小部屋。
 もともと仏壇の部屋にも近寄りません。神だなが床の間に置いてあるのに、決して猫は近寄りませんでした。猫あたまいい。

 仏壇にもすぐ上がれるのに猫は近寄らない。その仏壇がある部屋は、棟が離れていました。
 その棟自体ヤバいんですよね。いや実家のある土地自体がヤバい。
 その話はまた・・・改めて。

 その小部屋の話に戻ります。
 その部屋で寝ていると、猫が布団を踏むんですよね。
 それも何匹も。

 言いましたよね。
その部屋には猫が入ってこない
と。
 私は夜中に何度も猫の気配で目が覚めて、電気をつけるのですが襖はぴったりと閉まったまま。

 猫なんてどこにもいません。
 仕方なく寝るとまた・・・の繰り返し。最後は慣れましたけどね。
 透明の幽霊猫がたくさんいるようでした。

その部屋の正体は

 その部屋はもともと私の実母の部屋で、実母は猫が好きで事故で亡くなりかけたネコを介抱したり、死に際を看取ったりしていたようです。

 その猫たちがいまだにその部屋にいるようでした。

 別に悪意を感じることはなく、ただ寝ている時に布団を踏むだけ。

 私は実家に戻ることが訳あってないのですが、今度還った時にはあの子たちを虹の橋の向こうに送り届けてあげたいものです。


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