本の原稿はできれば自分で書いてみよう

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文章を書くのが苦手だけど本を書きたい!というのは全然問題ありません。
小学校の作文よりはるかに下手なのに、10冊以上本を出している人もいます。
(書けば書くほどうまくなるというのは、私はどうしても信じられません…)

もちろん、その文章のままで世にでることはありません。
編集者や校閲者の手を経て、誰にとっても読みやすく、間違いのない文章に生まれ変わるので心配はいりません。

本を出したいけれど、
「忙しいから」
「本当に書くのが苦手だから」
「自分よりうまく書ける人に任せたいから」
という理由で最初から自分では書かないと決めている人がいます。

世の中には全編ライターが書いている本が多いのはご存じのことと思います。

しかし、無名の人の初出版の場合、最初から「ライターをつけてほしい」と著者側から頼んでも、なかなか受け入れてもらえません。

ライターに依頼すると当然ですが数十万円~百万円程度の費用が発生します。
ホリエモンさんのように名前が売れている人なら別ですが、売れるかどうかわからない初出版の人に多額のライター費を投資することは基本的にありません。
著者自身がライター費用を全額負担するなら話は別ですが、なかなか難しいでしょう。(負担してもよいと思うなら、そのように交渉すればOK)

では印税払いならどうかというと、それも難しいです。
印税はとても安いので、たとえ印税全額支払うという契約でも受けてくれるライターはまずいません。

そこでおすすめなのは、たとえどんなに書くのが苦手でもまずは自分で原稿を書くことです。
しつこいようですが、下手なのは問題になりません。あとからいくらでも直せるからです。

そして、「これは編集者が手を入れたくらいではどうにもならない…」というレベルなら、出版社側でライターを雇ってくれます。
そこからはある程度プロのライターに任せることができます。

一度出版が決まり、出版に向けて具体的に動き出せば、途中で中止になることはそんなにありません。

根性論のようでちょっとイヤですが、大事なのは「一生懸命丁寧に書くこと」です。特に、誤字をしない、辞書を引く、そして、読んでいただくという気持ちを忘れないことで、たとえうまくなくても、しっかり相手には伝わる文章になります。
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