【高槻市立消費生活センター】啓発ポスター用のイラストを制作。新しい依頼の仕方でインパクトを創出。

高槻市立消費生活センター

https://www.city.takatsuki.osaka.jp/soshiki/21/37075.html

消費生活相談のほか、消費生活全般にわたるさまざまな事業を行っている。商品やサービスに関する市民の方からの相談や、消費生活の知識を幅広く学べる講座・講演会の実施、市内の事業者への立入り検査等を行っている。

ココナラを活用したもの
- チラシ・ポスター用のイラスト

ココナラを選んだ理由
- 一度に多くのクリエイターの作品を比較検討できる
- 出品者のポートフォリオや実績を見ることができる

ココナラ活用の経緯

高槻市立消費生活センターについて教えてください

高槻市立消費生活センターは高槻市役所の一部署にあたります。わたしたちは日頃、市民の方からの契約やお買い物に関するトラブル（消費者トラブル）の相談を受け付けており、年間約3,000件のご相談をいただいております。

また、さまざまな相談を受ける中で、トラブルの多い事例や、その内容について市民の方に知っていただくために、講座等の啓発活動や、小・中学校を対象にした消費者教育にも取り組んでいます。

ご利用のきっかけは？

私たちは従来から、消費者トラブルに関する啓発活動を行ってきました。しかし、行政という立場上、予算や手続きに関する制約があり、どうしても同じようなデザインや啓発手法になってしまっていたんです。

今回はその課題を解決するため、ココナラのような色んなスキルを持った方が集まった場を活用していきたいと考えました。「予算」や「納期」の条件を設定して選べたり、多種多様な「デザインテイスト」から検討ができ、魅力的なイラストをつくることができる場であると感じたのも利用の決め手になりました。

ココナラ導入事例

実際に何を依頼されたのですか？

啓発ポスターやチラシに使うイラストを依頼しました。

令和４年４月の民法改正に伴い成年年齢が引き下げられ、未成年者契約の取り消しが18歳、19歳に適用されなくなりました。そのため、18〜19歳の新成人の方々が消費者トラブルに巻き込まれやすくなることが危惧されています。

その点を啓発していくため、啓発用のチラシ・ポスターを作成することになりました。しかし、従来のやり方では今までと同じようなデザインになってしまい、若い人たちに響かないのではないかという懸念がありました。そのため、今回新しい取り組みとして、ココナラで訴求力のあるイラストを発注したいと思いました。

オンライン上での依頼は発注のイメージがつかみにくいことがよくありますが、ココナラでは出品者のポートフォリオや実績を見ることができ、初めての利用でも簡単に比較検討することができました。また、出品者の方に連絡をとらせていただいた際に、こちらの意図をくみ取って協力いただけたことも利用の後押しになりました。行政という立場上、ルールに則って、手続きを明確に順序立てて進めることが必要となりますが、その点もココナラの運営担当の方に事前に相談し、手続きや契約手法を整理していただいたのでスムーズに進めることができました。

加えて、出品者からアドバイスやサポートをいただけたこと、返信をスムーズにいただけたことが安心感につながりました。また、プロの目線での提案もしていただけたので、結果として、シンプルかつ印象に残るデザインができたと思っています。

現在、市役所で展示をしていますが、他部署の職員をはじめ、学校関係者の方からも好評価をいただくことができました。インパクトもあり、いい意味で ”行政らしくない” ものができたので良かったと感じています。

これから、市役所での展示以外にも、若い方が集まるイベントや大学の講座でも展示や配布をしていきたいと考えています。