なりたい自分になれなくたっていい!
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学び
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今の自分ではなく、
憧れの自分になって幸せになりたい!
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こういう人、
けっこう多いですよね。
自分の中の理想を満たすために、
努力するという生き方があります。
しかしながら、
この考え方には『無理』があります。
あなたは、自分自身のことが
きちんと理解できていますか?
私は、自分のことを誰かに
説明することが苦手です。
つまり、
「じぶん」のことがよく分かっていません。
なので、
「なりたい自分」の
「自分」とは何かすら、
答えられないのです。
恥ずかしい話ですが、
今の私は、こんな感じ。
「本当の自分を探す」とか、
「ありのままの自分になる」
も同じようなもの。
一見すると、何のとらわれもなく、
心のままに生きられる理想像に
思えるかもしれません。
が、
誰が何の基準で、
その自分が「本当」で、
「ありのまま」だと判断できるのか?
この難題を言語化して答えれる人がいたら、
私にも教えてほしいです。
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今の自分を好きになれないから、
本当の自分をみつけたい。
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このように考えている人もいますが、
よくよく考えてみてください。
自分に居心地の悪さを感じることって、
普通のことだったりしません?
私だって、自分の好きになれない所なんて、
いくらでもあります。
私たちは、生まれたいように、
生まれてきたわけではなく、
気づいたらそのように生まれついて、
ムリをしながら、
「自分」を生きているのです。
それで、周りの人を見渡すと、
どんな人も非常に力が入っています。
「よりよい人生を生きなくては」
「ライバルに勝たなくては」
と焦り、仕事も頑張るし、
休みも充実させようと頑張っています。
私もそうです。
少しでも背伸びして自分を大きく見せ、
周りからチヤホヤされて…
お金も儲けて…
華やかな生活をして…
肩肘、張りまくって
人生をがんばって生きるタイプでした。
しかしながら、
この生き方、疲れることに気づいたんです。
だから、力を抜いて、
大したことない自分を精一杯、
生きることに決めてみたんです。
しかし、やってみると分かるのですが、
『力を抜く』って、なかなか難しいです。
病院に行って注射する時も
「手の力を抜いてください」
と言われます。
そうは言われても、
やっぱり少しは力が入るもの。
人間なんて、
そんなものです。
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受け身の生き方でもいい
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今回、あなたに伝えたいことは、
コレ。
生まれてすぐの赤ちゃんも、
誰かの助けがなければ生きられません。
私たち、人間は、
人生の始まりから他人の存在によって、
生き延びてきた。
そう、思うんです。
もともと、人間は受け身的な存在なのに、
駆り立てられるように積極的に生きるのは、
ムリがあるってこと。
ということで、
人生を”棒にふる”ぐらいの気持ちで、
大したことのない自分を生きれば
人生ラクだよね。
というお話でした。
長文、読んで下さり、
本当にありがとうございます。