エンジェル投資?とは何?一攫千金も狙えるかも

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マネー・副業
近年エンジェル投資と呼ばれる投資の手法が脚光を浴びています。日本ではまだまだ出始めの段階ですが、欧米にはエンジェル投資家と呼ばれる方がたくさんいます。日本でもエンジェル税制という税制優遇がされる制度もあり、国からも推奨されているような状況です。今回はそんなエンジェル投資について紹介していきます。
エンジェル投資とは起業サポート
エンジェル投資家は起業して間もない企業に出資を行う投資家のことです。起業をするには一般的には銀行から融資を受けるか補助金や助成金の活用、預貯金で賄うことが大半です。そのため、会社を興すにはハードルが高く、夢志半ばであきらめてしまう方も多くありません。エンジェル投資家は将来有望な企業に出資をすることによって企業の成長後に配当や株式で利益を受け取ります。
「海賊と呼ばれた男」という映画のモデルとなった出光佐三という実業家をご存じでしょうか。佐三氏の立てた会社は現在の出光興産のもとになった会社ですが、彼は資産家である日田重太郎から25歳の時に資金6,000円を渡され独立しています。大正時代の小学校の先生の初任給は50円といわれているので、1円は現在の4000円ほどの価値があります。そのため、2400万円もの資金を与えた日田氏はまさにエンジェル投資家といえるでしょう。
エンジェル投資を行うメリット・デメリット
エンジェル投資の一番の魅力は大きなリターンを得られる可能性です。創業したばかりの企業に対して出資をするので、無事に成長した場合にはそれに見合ったリターンを得ることができます。もちろん倒産をした場合には資産が飛んでしまいますから、ハイリスクハイリターンの投資といえるでしょう。
また、企業側、投資家側の双方が条件をクリアした場合にはエンジェル税制という税制を受けることができます。この税制の条件は少し複雑になっているので、実際に行う場合には専門家に税制適応かを確認するとよいでしょう。
一方でデメリットとしては投資の利益が出るまでに時間がかかることです。出資した企業が調達したその資金を利用して成長していかなければ明確な利益は得られません。加えてマッチングサービスを利用しての出資をするケースが多いため、まとまった資金がなければ投資サービスの土壌に乗らない場合も多く存在します。
資産形成がある程度安定してきた段階の中上級者向けの投資手法といえるかもしれません。
いかがだったでしょうか。
未来の世界を作るような企業とエンジェル投資を通じて出会えるといいですね。

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